11月限定の「きのことかもの和風らうめんガラムマサラの香り」（800円）
2007年、千葉で彗星のように現れた名店「まんぼぉ」へ。
まんぼぉは、キャリア充分の店主のお洒落なレストラン風ラーメン屋さん。各メディアでも紹介され始め、徐々に千葉（四街道地区）を代表するラーメン屋さんになろうとしている。今日は日曜日ということもあってか、2時半前に行ったら、なんとなんとスープ切れ直前だった。ギリギリセーフ！ このことから分かるように、まんぼぉはかなり人気が上昇している。当然と言えば当然なのだが、、、ここのラーメンはずばりこの地域にしっかり合っている。地元のお客さんに徐々に受け入れられはじめている。
まんぼぉの特徴として、毎月変わる限定メニューがある。毎回、奇想天外の面白いラーメンを提供してくれている。今月の限定メニューは、なんと一日五食という「きのことかもの和風らうめんガラムマサラの香り」（800円）だ。
これにはたまげた、、、
スープはあっさりとした醤油味。さっぱりとしていてすごく食べやすい。どことなく鴨南蛮そばを食べているような気持ちになる。チャーシューの代わりとなっている鴨肉がホントスープに合っているのだ。鴨そばをイメージしているのだろう、本当に和風のラーメンになっている。トッピングのネギの上には控えめにガラムマサラがふりかけられている。これが程よい香りとなって、味覚に変化を与えている。とはいえ、カレーラーメンにはならないで、和風の鴨ラーメンをしっかり保持しているのだ。これが一番の驚き。カレーを隠し味程度に抑えているところがとてもニクイ。
さらに、揚げた背脂が入っていて、微妙に味にインパクトを与えている。背脂の旨味が時おり感じられる。この仕掛けもすばらしい。さらに糸生姜が入っているので、さらに味に変化が加わる。この生姜が和風スープに実に合っていて、広がりのある豊かな一杯にしてくれている。すごい・・・
さらにえのきやしいたけやエリンギなども入っていて、11月にふさわしい見事な一杯になっている。これで800円はマジありえな～い！と叫びたくなるほどだった。麺もまんぼぉらしい柔らか目で食感の良いあの麺だった。
11月も残り僅か。このラーメンはホンキでおススメしたい。まだこれを食べていない千葉のラーメンファンは是非この素晴らしさを体験してもらいたいなぁ～と切に思う。うちの学生をはじめ、女性にはホントおススメしたい！
麺も和風スープも鴨肉も、互いに一つの芸術の素材になっている！
たしかにもっと食べたくなりました！
ここのチャーシュー丼は芸術的だ。ホント美しい・・・
