ずぅーーーーーーーーっと願っていた夢が遂に実現してしまいました!(;;)
もう、涙無くしては語れない、、、、
そうです。
幻の銚子屋台ラーメンです!
渾身のレポ、是非お読みください!!
教え子の結婚式が終わったのが、実に19時。。。
(こういう結婚式もあるんですね、、、)
銚子はすっかり夜になってしまっていました。
銚子駅前は華やかです。
銚子で、夜、、、
となれば、、、
ずっと願っていた「銚子で噂の屋台ラーメン」に行くしかない!!!
というわけで、今や銚子駅周辺では唯一となった屋台ラーメンに向かいました。
(車を出してくれたIさん、ありがとう!!)
色々と聞いて回ったんですが、皆さん、知っていました。
「あー、屋台ラーメンね」って。
そうかー。
銚子の屋台ラーメンは銚子の人には当たり前の存在なんだ、と。
向かった先は、銚子駅前の道を真っ直ぐ行って、T字路を右折。
そして、左手の公園を通り過ぎたあたりの場所ですね。
もう、目の前は、船場です。
夜の船場。
本当にリアルな船が泊まっています。。。
脳内に演歌が流れています。
こんな船着き場にひっそりと佇む屋台ラーメン。
これが、「銚子屋台ラーメン」か、と、感無量になりました。
銚子のラーメンは、遡れば全て「屋台ラーメン」に行きつきます。
かつては、いくつもの屋台がこのエリアで営業したそうです。
屋台内には、座席が三つ。
そして、外にテーブルやらドラム缶やらがあります。
屋台内、屋外どちらでも食べられます。
タクシー運転手さんは、車の中で食べていました。
僕は、屋台内の席が埋まっていたので、ドラム缶の傍で、、、苦笑
…
というわけで、メニューを見てみましょう。
いやー、そそるラインナップです。
(写真も快く撮らせていただきました。感謝)
でも、今回はスタンダードに、「ラーメン」を注文しました。
一杯、650円。
次回はにんにくラーメンが食べたい、、、(苦笑)
さて。
お待たせしました!
これが、夢にまで見た銚子駅前唯一の屋台ラーメンです!
ドドーン。
運ばれてきたラーメンは、とんでもなく美しい昔ながらのラーメンでした。
スープを飲むと、魚介の風味がふわ~っと感じられます。
やっぱり、魚介だ…。
でも、ほどよくじんわりって感じで、分からない人には分からないかな、と。
聞けば、豚、鶏、節、魚介などなどが入っているそうです。
じんわりと美味しい普遍的で歴史的な味わい。
屋台とは思えないクオリティーの高さです。。。
とにかく「絶妙なバランス」のスープで、震えあがりましたね。
(昼にラーメン二杯→フルコースの後なのに、気づいたら完飲完食でした)
麺はこんな感じで、王道の縮れ麺でした。
なんで、銚子のラーメンはこんなにも麺が美味しいんだろうって思いました。
言うことないです。。。
チャーシューも小さいながらに、個性がキラリ光っていました。
***
創業43年の老舗屋台ラーメン店です。
お店の人に、店名を聞くと、「名前、ないんです」、と!!!!
一部のブログで、「越後屋」とされていますが、違います。
「越後屋」は閉店してしまったそうです。
名前のない屋台のラーメン店。
素敵過ぎます!!!
一般的には、「屋台ラーメン」、「岸壁ラーメン」と呼ばれているそうです。
ただ、お店としては、「名無し」なんだそうです。
ミステリアス過ぎます、、、(;´・ω・)
港で食べる屋台のラーメン。
その味は「ホンモノ」でした。
こういう味のラーメンが、銚子屋台ラーメンなのか、、、と。
でも、店主さんもご高齢とあって、いつまで続くことか、、、という感じでした。
「銚子屋台ラーメン文化」は、消滅寸前です。
なんとか残ってもらいたいところですが、、、
あと、やっぱり今回、来てみて驚いたのは、
ドラム缶で食べるラーメンというのも、なんとも言えませんね☆
お客さんにも言われました。
「こうやって、港を眺めながら、外で、ドラム缶でラーメンを食べるのもいいもんだろ?!」
って。
確かに、、、
そんな経験、なかなかできませんからね。
特に千葉県内では、、、
銚子の夜の港に輝く「中華そば」の文字。
素敵過ぎます。
是非、銚子に旅に来た方は、屋台ラーメンに行ってみてください!
僕も来年くらいに、一度銚子に泊まりがけて来たいなと思いました☆
娘さん…かな!?
「もう、いつまで続けられるか分からないから、宣伝しないでね」、と言われました(汗)
後継者はいないんですかね。
貴重なこの銚子屋台ラーメン文化を後世に残せるかどうか。
(そのために銚子市がどこまで動けるか)
問われているように思いました。