聖書の言葉を聴きながら

一緒に聖書を読んでみませんか

聖句による黙想 11

2020-07-04 16:28:55 | 黙想
ヨハネの黙示録 14章 6, 7節(聖書協会共同訳)


また私は、もう一人の天使が空高く飛ぶのを見た。
この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、部族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携え、大声で言った。
「神を畏れ、神に栄光を帰しなさい。神の裁きの時が来た。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝せよ。」
 

 天使がすべての人に伝えた永遠の福音は、礼拝の勧めであった。福音は「よい知らせ」である。神を礼拝することは、すべての人にとって「よい知らせ」である。既に礼拝している人は、永遠の福音に与っていることを思い巡らしてほしい。


ハレルヤ

聖句による黙想 10

2020-06-24 14:29:41 | 黙想
ヘブライ人への手紙 9章 14節(新共同訳)

 永遠の“霊”によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝するようにさせないでしょうか。
 

 キリストの十字架は、わたしたちが生けるまことの神を礼拝できる根拠である。

 
ハレルヤ

聖句による黙想 9

2020-06-18 17:33:31 | 黙想
ヨハネによる福音書  4章 23節(新共同訳)

しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。

 
 なぜわたしたちは礼拝するのか。それは神が礼拝する者を求めておられるからである。
 礼拝は、同好の士が集まって行う(サークル)活動ではない。教会は、救い主イエス キリストに出会い、わたしたちを愛しておられる神と共に生きる神の民である。礼拝は、わたしたちが神と共に生きられるように神が与えてくださった恵みである。


ハレルヤ

聖句による黙想 8

2020-06-10 14:58:38 | 黙想
ヨハネの手紙一 4章 9節(聖書協会共同訳)


神は独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、私たちが生きるようになるためです。ここに、神の愛が私たちの内に現されました。


 神が独り子(イエス キリスト)を世に遣わされた目的が記されている。わたしたちが、キリストによって生きるようになるためである。
 わたしたちは罪によって生きることが破壊されている。だから、罪から救い出すために独り子が救い主として遣わされた。神は、わたしたちが救われて生きることを願っておられる。
 神の愛、聖書の愛は、共に生きようとする思い(意思)である。まさにイエス キリストにおいて、神の愛が現されたのである。


ハレルヤ

聖句による黙想 7

2020-06-03 16:01:09 | 黙想
詩編 22篇 5, 6節(聖書協会共同訳)

私たちの先祖はあなたに信頼した。
  彼らは信頼し、あなたに救われた。
彼らはあなたに叫び、救い出された。
  彼らはあなたに信頼し、恥を受けることはなかった。


 キリスト教の歴史の中には、数多くの殉教者がいる。2017年に公開された映画『沈黙』(原作:遠藤周作)でも、苦難のときの神の沈黙をテーマとしていた。救われて生き残った者だから、このように告白できるのだろうか。
 わたしはおそらくこの御言葉を語って「あなたは恵まれているからそんなことを言えるのだ。それなら今救ってくれ」と言われるのを恐れている。答えることのできない言葉を突きつけられるのを恐れている。
 しかし、この御言葉も二千数百年語られてきた。戦争で命を奪われるときも、疫病で命を失うときも、よい時だけでなく、苦難の時にも語られてきた。わたしの不信仰による不安を超えて、この言葉をご自身の言葉とされた神自ら、わたしたちの命に責任を負ってくださる。そして神は、ひとり子を救い主として世に遣わされた。


ハレルヤ