聖書の言葉を聴きながら

一緒に聖書を読んでみませんか

聖句による黙想 16

2020-08-05 16:54:55 | 黙想
ヘブライ人への手紙 3章 4節(聖書協会共同訳)

どんな家でも誰かが建てるものですが、万物を建てられたのは神なのです。

 
 万物の根源に神がおられる。
 現代では、神は存在せず、すべては科学の法則により、偶然に(たまたま)存在していると考える人もいるが、一方では偶然といいながら、もう一方で存在の意味、人生の意味を語ろうとする。それは大きな矛盾である。この世は矛盾に苦しんでいる。
 しかし聖書は、この世に向かって「万物の根源には神がおられる」と語りかける。
 

ハレルヤ

聖句による黙想 15

2020-07-31 13:25:39 | 黙想
イザヤ書 40章 28節(聖書協会共同訳)
 
あなたは知らないのか
  聞いたことはないのか。
主は永遠の神
  地の果てまで創造された方。
疲れることなく、弱ることなく
  その英知は究め難い。
 

 この世のすべてのものは消えゆく。しかし、それを造られた神は、永遠なるお方。深き御心をもってすべてのものを造り、導く。
 

ハレルヤ

聖句による黙想 14

2020-07-22 17:55:10 | 黙想
イザヤ書 44章 24節(聖書協会共同訳)

あなたの贖い主
あなたを母の胎にいる時から形づくられた方
主はこう言われる。
私は主、万物を造った者。
独りで天を広げ、自ら地を踏み広げた者。

 
 わたしの造り主は、万物を一人で造られたと告げられる。そして、わたしの造り主は、わたしを罪から贖い救い出してくださるお方。

 
ハレルヤ

聖句による黙想 13

2020-07-15 18:41:02 | 黙想
創世記 1章 27, 28節(聖書協会共同訳)

神は人を自分のかたちに創造された。
  神のかたちにこれを創造し
    男と女に創造された。
神は彼らを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、地に満ちて、これを従わせよ。
 海の魚、空の鳥、地を這うあらゆる生き物を治めよ。」

 
 「従わせよ」という言葉には悪い印象が付きまとう。人間の傲慢をキリスト教は後押ししている、と批判もされる。
 しかし、神にかたどって創造された人間に与えられた務めは、神の御心に従って世界を治める務めである。神が世界を創造されたとき、「よかった」と喜ばれ、祝福された。その神の喜びと祝福が世界を満たすように、人は世界を愛し、世界を治めるのである。

 
ハレルヤ

聖句による黙想 12

2020-07-08 17:10:30 | 黙想
ヨハネの手紙 一 4章 19~21節(聖書協会共同訳)

私たちが愛するのは、神がまず私たちを愛してくださったからです。
「神を愛している」と言いながら、自分のきょうだいを憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える自分のきょうだいを愛さない者は、目に見えない神を愛することができないからです。
神を愛する者は、自分のきょうだいも愛すべきです。これが、私たちが神から受けた戒めです。

 
 聖書は「神は愛です」(1ヨハネ 4:16)と言う。その神にかたどって人は創造された(創世記 1:27)。だから人は生まれながらに愛すること、愛されることを求めている。しかし、罪のため「愛する」こと、「愛される」ことが歪んでしまった。だから、神に愛されていることを教えられねばならず、愛することを命じられなければならなくなった。神に愛され、神を愛し、神が愛しておられる人同士愛し合い、愛され合うのである。

 
ハレルヤ