1990年(平成2年)に北電子から登場した3-1号機「スーパーコップ」
後継機「アポロン」と比べると、かなりのマイナー機である。個人的には、向ヶ丘遊園「ぱちんこ遊園」でノーマル、上大岡「Pラザ」でビッグ2~3連するBモノと、二軒の記憶しかない。
(追記)「溝の口」のスーパーコップ設置店についてコメントを頂いたが、私自身、大事な設置店を一つ忘れていた。それは、溝の口「ニューパレス」である。当時、この店にはスーパーコップとバニーXOの2機種が置いてあった。これは、以前にマップで紹介したのだが、スーパーコップの記事作成時にすっかり忘れていた。改めて、コメントをお寄せ頂いた方にに感謝すると共に、「溝の口パチンコ店マップ・1994年」のリンクを付けておきたい。
http://blog.goo.ne.jp/selfconfide777mc/e/f01010f9ed1d76549ddddd65193e0ccd
(追記終わり)
特に「ぱちんこ遊園」(既に閉店)は、北電子のマイナー台を設置する、貴重な店だった。全てノーマルで、機種本来のゲーム性を味わう事が出来た。1.5号機「ニューキャスター2」、2号機「ガリバー2」「ガリバースペシャル」、3-2号機「アポロン」という夢のラインナップ。地下駐車場の怪しい換金所も、今や伝説であろう。
「ぱちんこ遊園」の看板(中和ビル2F入り口付近)
意外な事に、本機のボーナス確率表が、どのサイトにも出ていない。恐らく、正式な解析が広く出回らなかった為であろう。一応、手持ち資料に基づくデータをアップする。
設定1 設定2 設定3 設定4 設定5 設定6
BIG 1/345 1/323 1/303 1/270 1/238 1/238
REG 1/345 1/323 1/303 1/270 1/238 1/238
全設定でBR比は1:1。中間設定以下はビッグ確率が悪いが、その分、レギュラー確率が高めで、小役も良く落ちる。
※上記資料では、設定5,6のボーナス確率が全く同じである。小役確率も同じ為、設定差が付いているのか不明。一寸考えられない事ではあるが、現時点で詳細な解析データが他にないので、一応この数値にしておく。
扁平なレバーと卵型のストップボタン。筐体も全体的にのっぺりしていた。
「COP」はアメリカの「警察官」の意味を持つ。下パネルのイーグルは、その米警察の象徴。「SUPER COP」のロゴも、結構な味があった。
個性的な絵柄の7は、0号機「モンスター」の7絵柄をベースにしたと思われる。ライン入りのBARやイーグル絵柄も特徴的だった。
リーチ目は、ボーナス絵柄の単独テンパイが基本。形によってはNGとなるパターンもあるが、特に中段テンパイは強い。小役とのWテンパイ形は、小役外れでリーチ目(例外アリ)。
普段は7、BARがほとんどテンパイしないが、フラグ成立後は頻繁にテンパイするようになる。
★22年ぶりに明かされる真実…攻略誌間の「パ〇リ疑惑」について。
1990年9月発行、A攻略誌の「スーパーコップ」解説記事。
続いて、4か月後の1991年1月発行、B攻略誌のスーパーコップ紹介記事。
両者を良く読み比べると、文章の内容と展開がクリソツ(←死語)である。明らかに、B誌は先発A誌の記事内容を、ほぼ「丸写し」している。
ちなみに、A誌とB誌は兄弟誌でもなんでもなく、出版社が異なる別の雑誌である。実名は伏せるが、当時は、このように他誌の記事をパ〇る「裏技」が、頻繁に行われたようだ。
しかし、元記事の「3号機はビッグチャンスの確率を1/250以下にしなければならなくなった」のくだりは、3号機各機種のビッグ確率(設定6で1/230辺りはザラである)を考えれれば、どうみてもガセネタっぽい。誤った内容の記述を、さらに他誌がパクる…何だか当時の攻略誌のレベルを疑いたくもなるが…貴重な歴史資料でもあるので、ここは大目に見ておこう。