1994年(平成6年)に豊丸から登場した現金機デジパチ「恐竜天国」
★賞球:7&15 ★大当り確率:1/205 ★出玉:約2400個(16ラウンド機)
今思えば、連チャン性のない普通のデジパチだったが、見た目のインパクトに惹かれて結構打っていた覚えがある。
当時通った新宿・歌舞伎町の「宇宙センター」が思い出される。本機の他、スロでは山佐「ニューパルサー」のリーチ目とリプレイハズシも学んだ思い出の店だ。現金機の「球界王」(西陣)にも、ちょくちょく座っていたな…。個人的には、かなりの優良店であった。
豊丸の天国シリーズは、「ピカイチ」「バーディ」「ドラドラ」「駒駒」「ツモツモ」「カンカン」「競馬」「トランプ」など、色々と面白い機種が多かったな。「伝説」シリーズも好きだった…。
1993年7月、S・スピルバーグ監督の「ジュラシックパーク」が日本で公開され、邦画でも安達祐実主演の「REX」が話題を集めるなど、「恐竜」の存在が注目され一大ブームとなった。
これをきっかけに、パチンコでも恐竜モノの機種が続々と登場(旧要件期、三共「フィーバーザウルスSP」が既に出ていたが…)。
94年初頭に出た本機をはじめ、「スーパーザウルス」(三洋、1994年)、「恐竜王国」「CR恐竜パーク」(平和、1994年)、「天地創造2」(奥村、1995年)など、恐竜や白亜紀をモチーフにした機種が、当時のホールに多く並んだ。1996年には、サミーからドラム機「CRガオガオキッズ4」も登場している。
また、権利物でも「アレックス」(まさむら、1994年)の盤面に恐竜の絵が描かれており、ハネモノも「パックンザウルス」(西陣、1993年)が人気になるなど、この時期は恐竜絡みの機種が目についた。
なお、最近では、映画「ジュラシックパーク」自体が実機化されたが、あまり興味がないので触れない。
ちなみに、パチスロ4号機でも「ダイノ2」(北電子)や「ジュラシックセブンA」(大東音響)、「アレックス」(アルゼ)、「パニックサウルス」(山佐)、「レッツゴーザウルス」(NET)など、恐竜をモチーフにした機種は少なくない。「プレリュード2」(バークレスト)のアンモナイト絵柄も思い出される。個人的には、いずれも好みの機種だ。
さて、1994年という連チャン規制の真っ只中に登場した本機。当然、意図的な保留連や数珠連は仕組まれていない、まっさらな「ノーマルデジパチ」である。
しかし、元の確率が1/205(同社の人気機種「デジパチ甲子園」と同確率)と高く、好調時には早い回転数でポンポンと当りを引くこともあった。まぁ、大抵はノマレ間際に何とか引いたり、半箱打ち込んで次が来たりと、ダラダラする事が多かったが…。
ビジュアル面でも特徴の多い機種で、盤面全体に「恐竜テイスト」がちりばめられていた。オトシのチャッカーが恐竜の「足」になっているなど、芸も細かい。
特にインパクト大なのが、大口を開けた肉食獣の口の中に、液晶デジタルがあった事だ。上歯の4つの牙(出っ張り)が保留ランプだったのも面白い。大当り絵柄も、ティラノザウルス、プテラノドン、ブロントザウルス、ブラキオザウルス、アンモナイトなど、当然ながら白亜紀に関するものばかり。
デジタルは左→右→中の順に停止。同数字の三つ揃いの他、7のリーチのみ、中デジが「15」(女性)でも大当りとなる(7は実質ダブルリーチ)。その為、7と15の数字だけは、通常の「緑」ではなく「ピンク」だった。なお、「7・15・7」は朝一出目にもなっている。
(リーチアクション)
左右テンパイでリーチとなり、通常目を閉じている恐竜が目を開く。この時、目玉が緑ならノーマルリーチで、赤に変わればスーパーリーチ。
当時、このスーパーリーチを、メーカー側は「キラキラザウルスリーチ」と呼んでいた。「デジパチ甲子園」にも「青春の輝きリーチ」なるSPリーチがあり、この時期の豊丸の方針が見えてくる。
ノーマルリーチは、中デジタルが拡大して、スローでスクロール。20コマほど進む事もあれば、1、2コマ程で即停止する事もある。ノーマルからでも、結構大当りするのが嬉しかった。
一方、キラキラザウルスリーチは、中デジタルが高速回転を開始、目玉の色が緑から赤に変わる。最終的には大当りかプラス一コマで外れる為、手に汗を握るアクションだった。