ゴンの釣り日記

五島列島東奔西走

全層沈め釣法Ⅳ(アタリ編)

2005年10月11日 22時03分53秒 | 全層沈め釣法
今日もシケで強風で~すそんな訳で全層沈め釣法Ⅳ(アタリ編)いきま~す。

沈め釣法の醍醐味はラインバチバチの体感ショックでしょう。オナガ相手で仕掛けがバッチリ張れているときのバチバチは脳内麻薬出まくりの気持ちよさですが、意外と見逃しているアタリってあるもんです。ラインがチョッと張ったかな?とか反対にラインが緩むアタリもあるのです。

 波が打ち寄せる時はラインが緩み、波が引いていく時にはラインが引っ張られて張ります、おいらはそんな時穂先を送ったり引いたりしてラインのテンションを一定に保つようにしています。本来緩むべき寄せ波で仕掛けが張ったり、張るべき引き波で仕掛けが緩んだりする時があります、そんな微妙な変化を見逃さずアワセてみると良型のオナガだったりするのです。アタリが出ない時はそんな小さな変化を集中して見つけるようにします、アタリのパターンが判ればしばらくは同じパターンでつれ続ける事が多いようです。
 
 微妙にラインが張るとは?・・仕掛けが張れているとしたら、魚が低活性か、タナが合いすぎているかだと思います、特に後者の場合は魚が浅ダナに上ずった時に良くあるパターンです。下から食い上がってきて戻ってくれれば明確にアタリが出ますが、上ずった状態でマキエを追っている時などは微妙なアタリを見逃してしまうとエサだけ取られて終了~ってな事になります、浅ダナでエサを取られるようならより早くシカケを張りアタリを拾うようにしなければなりません。

 ラインが緩むアタリとは?・・ラインが緩む時は魚が沖側(潮下)から手前(潮上)に向かって食っているか、足元から出てきてエサを食いまた足元に帰るような行動をとっている時でしょう。コツンときてラインが緩む・・あれ?と思ってラインを張るとちょっと張ってまた緩む?そんな時魚は足元に向かって一目散に戻って来ています、気づいた時には足元にいた~!間合いが取れずに終了です。

 とにかく微妙な変化を見逃さないように、怪しいと思ったら聞いてみる、アワセてみる!食ってるパターンさえ見つければ楽勝です!

全層沈め釣法Ⅲ(仕掛けの張り編)

2005年10月10日 19時59分14秒 | 全層沈め釣法
 今日の五島は波高3m北東風ビュンビュン、エギングにも行けないので全層沈め釣法Ⅲ(仕掛けの張り編)いきま~す。

 沈め釣法では仕掛けの張りが2種類有ると思う、一つは食わせる為の張り、もう一つはアタリを取る為の張りの2種類だ。

 食わせる為の張りとは・・・魚のタナにより長くツケエをキープする為の張りだと思う。昨日の釣行でチヌを釣る為に仕掛けを重くして仕掛け投入後ラインを振り出した、仕掛けをチヌのタナに早く沈める為だ、チヌのタナの近くまで沈んだ所で余分なラインが仕掛けに引っ張られ張れてくる、仕掛けが張れた後はチヌのタナの中をゆっくり沈んで行く事になる、この時の張りが食わせる為の張りになる。浅ダナに浮いたクロを釣ったときは、反対に仕掛け投入直後から張りを作って仕掛けを引っ張りながらタナをキープしていた。

 アタリを取る為の張りとは・・・食わせの張りが出来ればかなりの確率でアタリが取れる、魚が高活性で潮も足元から適度に払い出しているような時はそこそこの張りでもアタリが取れると思います、だが潮が動かない魚の活性も低い場合は意識的に仕掛けを張らなければアタリは出ない。
仕掛け投入後仕掛けを張りそのままラインの出を止めただけでは仕掛けは張れていない事が多い、そんな時はラインを引っ張ったり時にはリールでラインを巻き取ったりしながら張りを作らなければならないのです。とにかくアタリが出なかったら仕掛けを引っ張り廻す位の心構えでラインを張りましょう。ちゃんと張れていると、エサ取りが食ってもアタリが出ます。
 
 なんだか硬い文章になってしまった・・判った様な判らない様な感じだろうが、ある程度やり込むとある時「この感じか?」と判るようになります。自分の仕掛けの状態をイメージしながら釣るようにしましょう。

哀愁のチキン南蛮・・

2005年10月09日 19時36分43秒 | 防波堤地磯上物
ポイント:中通島 小串沖防波堤
釣行時間:AM9:00~PM16:00
潮   :小潮 満潮AM11:56
タックル:シマノ ツインパワーSP T1.2 47/53、BBX Type1 3000D
使用ウキ:KAZU競技M00

 7月に爆釣した小串の沖防に再び釣行してきました。7月の釣行は浅ダナで40オーバーのクロがバッコンバッコン乱れ食いでクーラー満タンの釣果をあげていたのだが、最近はエサ取りが増えてちょっと難しくなっているとの前情報だった。

 今回はおいらと同じクラブの三宅さん操船の船外機で沖防に向かう。かなり強い北東風で右側から風が吹き込んでくる、いつものようにKAZU競技M00にφ10を貼り様子見を兼ねて投入する。潮は右に流れているのでラインを風に取られないように、穂先を海面に突っ込み張りながら落とし込んでいく、アタリが無いまま仕掛けを回収するとエサが残ってきた。その後数投するがツケエ残りっぱなし、「退治せんばか・・」針上40cmにガン玉6号を打ち、今度は投入後ラインを1ヒロ程度振り出し一気に沈めていくと、グィ~ンと竿にのって来た!足元のロープに行かないように注意しながら浮かせると、やっぱり出ました50cmUPのチヌ!とりあえずキープしとこう。

 邪魔者を退治したと思ったら新たな強敵現る!今度は下品な引きのバリ軍団のお出ましだ。アタリは取りにくいし針ガカリしたら重たいしで腕パンパン、11時過ぎに早めの昼食にした。今日はチキン南蛮クーラーに座り美味しく食べ進める、最後の2切れになり最後に一番大きいのを食べようと思い、端っこのチキンを取った瞬間強風が器ごとチキンを吹き飛ばした!チキンは水溜りの中で海水浴をしている・・拾って食っちまうか?・・育ちの良いおいらは泣く泣く諦めた。

 チキン騒動で「顔の濡れたアンパンマン」のようにヘナヘナになりながら釣り再開、どんどん浅ダナに浮いてくるバリに負けないようにバランサーをカットしながらの釣りだ、バリの層を突破出来ないのでバリの上に食い上がってくるクロを釣る作戦。そんな釣りを粘り強く続けていると仕掛けが馴染んで直ぐ穂先をグイッと引っ張るアタリが出た、あ!叩かない!慎重に浮かすと待ちに待ってたクロ様登場!しかも良型~、45cmのタモいっぱいのクロがクーラーの中へ収まった。
その後も同じパターンでタイミングが合うと良型のクロがアタッてくる、左側の先端で釣っている三宅さんもボツボツ釣ってるようだ、数釣りが出来なかったのが残念だが、今日はこの辺で勘弁してやろう!覚えてろよ~!

デカバン見参!

2005年10月08日 16時50分01秒 | 底物
 今日もミズイカ釣りに行ってみっかと、昼食後友人が釣りをしている某所に車を走らせる。今日は青物用タックルも準備しているので友人の所に行く前にちょっと寄り道してルアーを投げることにした。
 
 ポイントに付くと先客がいる、車を止めて磯に下がってみると顔見知りの森下さんが底物をねらっていた。
「釣れてます?」
「いや~ナベタばっかし、さっきネリゴ釣って行ったよ」
邪魔にならないようにFミノーをキャストするがサ~ッパリ反応なし。ルアーチェンジしようと座り込んでいたらなにやらバタバタする気配が・・森下さんの方に目をやると明かにナベタとは違う魚と格闘している、何回もの締め込みに耐え浮いてきたのはデカバンの♀石鯛!
「ヘルプしようか?」
「お願いします!瀬ズレワイヤー付けちょらんけん!」
波打ち際まで駆け下りサルカンの所を持つ
「バラシたらごめんね!」
声をかけて一気に磯の上に引き上げ安全な所まで引きずりあげた。思わずガッチリ握手、なんだか自分が釣ったみたいに嬉しい。目測だが65cm5キロ位か?ストリンガーを付ける森下さんの手は震えていた。
 
 それにしても車から30秒しか歩かない地磯でこんなサイズが出るなんて、恐るべし五島列島!

※今回は地磯での底物釣りなので、あえてポイント名は伏せました。

薄目が開いた!

2005年10月07日 21時52分04秒 | エギング
ポイント:中通島 奈摩湾 冷水護岸
釣行時間:PM17:20~PM17:45
潮   :満潮 PM21:50
使用エギ:アオリーQリアル マーブルオレンジ3.5号

天気良~し、風良~し!やっと良い天気になった、仕事を終わらせ愛車ブルーサンダー号で冷水にカッ飛ぶおいら、ところが・・・ポイントに近づくにつれて背後の山から怪しい雲が出てきた、ポイントに着く頃にはポツポツと雨まで降り出してしまった。今にもザッと降り出しそうな天気に負けて、本命の防波堤を諦め手前の護岸にある養殖筏の際をタイトに攻めるが反応無~し。

 ならばと護岸の角に移動してキャストする、早いテンポで引いてくると捨石際でラインの張るアタリが出た、ピッとアワセて寄せてくると長手を万歳状態の血気盛んなチビイカが付いてきた。キープすると親が捜しに来そうなので写真を撮って素早くリリース、その後雨が強くなったので撤収。

 薄目ながら片目が開きました、明日からもガンガン行くぜ~。

片目が開かねぇ~

2005年10月06日 20時45分13秒 | エギング
ポイント:中通島 小河原の波止
釣行時間:PM17:30~PM18:30
潮   :中潮 満潮PM21:23
使用エギ:アオリーQリアル マーブルオレンジ、エギ王Q速オレンジ 3.5号

 やっと晴れました!夕方に近づくにつれだんだん北東の風が吹き出したが行くっきゃないでしょ。今日は潮が下げているので阿瀬津はパスして小河原の波止に向かった。

 小河原の波止は春のシーズンには3キロオーバーも釣れるエギングポイント、外向きは風マッポシなので右側の内向きにある筏際にキャストするがうんともすんとも・・しょうがなく先客2人が釣る左側に移動することにした。挨拶して釣況を聞いてみたがサッパリとの事、内向きにキャストを繰り返すが海は沈黙したままだ。

 あんまり反応がないので向かい風の外向きを攻めることに、エギを自重のあるエギ王Q速オレンジに変更、デェ~~イとキャストして普段より早めのシャクリで引いてくる。移動しながらキャストを繰り返していると、捨石の際付近でゴツッ!ゴッ!と変なアタリが出た!ピシッとアワセたが見事空振り、アタリからしてエソだと思われる。

  そんな訳で見事撃沈!片目が開くのはいつの事になるのか?

全層沈め釣法Ⅱ(バランサー編)

2005年10月05日 19時39分28秒 | 全層沈め釣法
ま~た今日も雨!雨!雨!そんな訳で全層沈め釣法Ⅱ(バランサー編)だぁ~!

 バランサーとはウキの沈下スピードを変える為と、狙うタナに素早く仕掛けを運ぶ為にウキに両面テープで貼り付ける板ナマリのことです。
たとえば厳冬期などで竿2本以上の深ダナでしかエサを取られない状況がありますが、こんなとき海面~竿2本までは素早く通過させて魚の居るタナまでエサを送り込みたい時などにバランサーを使って一気に沈めて行きます。
 ジャンジャン沈めて行くのは良いのですが、そのままでは魚の居るタナを一気に通過してしまい魚が食ってもアタリが出ないままエサを取られてしまうのでバランサーの調整をしてアタリが出やすいようにしてやる必要があります。

 着水したウキは自分の重さで沈んでいきます、ある程度沈むと道糸の抵抗や水圧で沈下スピードが相殺される深さがある!(最初はエサよりウキのほうが早く沈むが、ある深さでウキの沈下スピードが落ちてツケエ先行になる)とイメージするわけです。アタリが出ないままエサ取られるようならそのポイントが魚のタナより深い所に有る訳なので、バランサーをカットしていきます。反対にエサが残るようならバランサーを張り増ししていくようにします。バランサーのチューニングがバッチリ決まると気持ち良いアタリがバンバン出るので快感です。
 おいらは冬場でそこそこの流れの場合まずφ10のバランサーから始めて様子を見て調整して行きます、潮の流れによりますが大体竿1本半位までは探れてると思っています。

 後は仕掛けの張り具合で沈下スピードがかなり変わってくるのですが、それは次回(仕掛けの張り編)で。明日こそ晴れねぇかな~。

全層沈め釣法Ⅰ(アイテム編)

2005年10月04日 20時02分39秒 | 全層沈め釣法
 今日は天気はグズグズだし北風だしでエギングは中止!そんな日は全層沈め釣法について語ってみようかと・・・今回はアイテム編。

 おいらが主に使うウキはキザクラのKAZU競技M00です、言わずと知れたボス岩永師プロデュースの沈め釣法に特化したウキ、キザクラの水平ウキの中で唯一大口径リングじゃない所がミソ(ミソの中身はいずれ・・)沈めなら000でもと考えがちだが、表層から深ダナまで探れるように00を使用している。ちなみにどちら側からラインを通しても問題なし!

 2枚目の画像にある丸い物体がバランサーです、これが無いと釣りが出来ない位の重要アイテム!岩永流全層沈めは基本的にガン玉を打たないのでなかなか沈みたがらない00のウキを狙いのタナに沈める為に使用しています。
キザクラからも発売されていますが、値段と大きさに不満があるので自作しています、第一精工の板オモリ薄手に100均で買ってきた両面テープを貼り付け、ポンチで抜いてます。サイズはφ10φ8φ6の3種類です、使い方はまた後日。

 一番下はシマノのラインカッターです、小さいナイフが仕込んであってワンタッチでナイフが使えます。優れものです!ウキに貼ったバランサーをカットするのに使っています、(カッコつけて言うとチューニング)無くすと面倒臭いし、なかなか売ってないので見かけたら即買いしてます。

 以上アイテム編でした、次回はなんにしよう・・・

エギングスタート!

2005年10月03日 20時31分48秒 | エギング
釣行場所:中通島 鯛の浦湾、阿瀬津護岸
時間  :PM18:00~PM18:40
潮   :大潮 満潮PM20:11
タックル:メジャークラフト8.3f ダイワプリマックス2000
エギ  :アオリーQリアル マーブルオレンジ

そろそろエギングシーズンにはいるので、阿瀬津の護岸に行ってきました。
仕事帰りにポイントに直行したかったのだが、打ち合わせが長引きすっかり薄暗くなってからの竿出しとなった。
阿瀬津護岸は干潮時は足元が干上がるほど浅いポイントでダラダラと深くなり、急に落ち込んでいる。かけ上がり付近であたってくる事が多く、北風に強いので今からのシーズンにはもってこいのポイントだ。
エギは夕マズメに実績が高いマーブルオレンジ、キャストして15カウント、その後は5~7カウントで早めにシャクリ上げてくるのだが、ま~ったくアタリ無~しいろいろやってもアタリ無~し。護岸の先端まで遠足し、顔見知りのウォーキングおばちゃん達と交流して帰ってきました。明日も行くじぇ~!

今日からブログはじめます。

2005年10月02日 21時30分57秒 | 防波堤地磯上物
今日から磯の上物、底物、防波堤の上物、エギング・・その他諸々記録に残そうと思います。

ポイント:若松島 筒の浦原塚の波止
時間  :AM11:00~PM16:30
潮   :大潮 干潮PM13:42
タックル:シマノツインパワーT1.2/シマノBBX Tipe1 3000D
使用ウキ:全層クジラM00、IDRレイヤー2B
釣果  :メイタ40~30cm4匹、へダイ30cm1匹

ポイントに到着後マキエを入れ仕掛け作り、最初はクジラ使用の沈め仕掛けで釣り始めたが、いきなりの雨!しかもどしゃ降り!車に避難して早めの昼食にした。
30分程で小降りになったので釣りを再開する、仕掛けを遠投して多めにマキエを入れ張りを作って待っているとギューンと竿に載ってきた。アワセを入れたが小さい小さい30cm程のメイタが浮いてきた、タモ入れして速攻でリリース。続けてヘダイ30cmをゲットしたがこれもリリースした。
その後なんとなく沖でツケエを取られるようになった、注意してアタリを取ってみると下品な引きのバリバリバリ・・。沖を諦め竿2本先の駆け上がりでエサ取り用マキエを拾っているチヌを狙うことにした、かなり浅いタナまで浮いてきているのでIDRレイヤーとJクッションのJ6のコンビにしてハリスはノーガンで行く事にする。
仕掛けを投入後マキエをウキの周りに入れ、ラインにテンションをかけ張って待っていると、Jクッションがスーッと動いた!アワセを入れるとドラグからラインを引っ張り出してくれる元気なメイタが浮いてきた、その後同じパターンで2匹追加したが手前にもエサ取りが出てきたので納竿とした。
今日は型が小さかった、湾内のチヌも終わりかな?