札幌のjunkoです。
札幌もあたたかくなってきました。4月の現場の様子をお伝えします。
現場ではいつも皆さまがお揃いになるまで
日常の話や今日のワークについての話をしています。
またテーブルディスプレイについても
皆さま毎回とても注目してくださいます。
今回は桜をテーマにしたので、
テーブルの上に桜の形に切り抜いた紙などを置き、
その上に下の切り紙が透けて見えるように和紙を敷いて
テーブルクロス風にアレンジしました。
そろそろ全員がお揃いになる…という頃、
T様が和紙をひらっとめくりその下にある切り紙を確認されようとしました。
するとS様。「あら、それは下品よ」そして「私も着いてすぐに中を見たの」。
お部屋に笑いが広がります。
いつもこんな風に和やかに穏やかにワークがスタートしています。
ウォーミングアップには手作りカードで神経衰弱をしました。
「全然わからないわ」「すぐに忘れちゃうわ」と
はじめは弱気な発言をされる皆さまですが、
2周を過ぎたくらいからだんだんと盛り上がってきます。
「あら?さっき見たわね」「あなた、あそこのあたりじゃなかったかしら?」
「こっちか、こっちか…だったと思うんだけど…」
「めくっていないカードをめくった方がいいわよ!」
普段は控えめなK様。ご自分がカードを引き終わった後に
「あら!(わかった!)」と声をあげられました。
そしていよいよご自分の番…「…忘れちゃった(笑)」
取ったカードの枚数を競う個人プレーのゲームという感じではなく
誰かのカード絵が揃うと、わぁっと皆で喜び、
チームプレーで楽しんだウォーミングアップでした。
そしてメインワーク。
先ほどの神経衰弱のカードはある物語のシーンを切り抜いたものだった事をお伝えして
何の物語か皆さまに考えていただきました。
おじいさん おばあさん 犬 となりのおじいさん 小判 臼 がらくた
灰 桜 お殿様 宝
皆さまもお分かりになったと思います。
“花咲じいさん”です。
「ここほれ、ワンワン」「枯れ木に花を咲かせましょう」
皆さまとセリフを言いながら物語を振り返りました。
皆さまの子どものようなイキイキとした表情が印象的でした。
“花咲じいさん”は、自分にふさわしくない他人の幸運を妬ましく思ってはならない。
欲を持つこと自体が悪いことではなく、
欲を満たすにはそれにふさわしい人間にならなくてはならない。
自然や動物に対して愛情を持って接するならいつか幸運が訪れる。・・・
おじいさんのやさしい心が、
満開の桜を咲かせるという美しいお話です。
「皆さまの やさしい心が桜として咲いたらどんな色・形をしているでしょうか?
アートで桜の花を咲かせていきましょう」とお伝えしました。
紐に桜の形に切り抜いた紙を貼り付けていきガーランドに仕上げます。
シンプルな作業ですが、じっくりと色・形を選び、紙を重ねたり位置を変えたりと
皆さまの個性が光ります。
紐に飾られた桜。皆さま少しだけぴんと来ていない様子でしたが、
シェアでおひとりおひとりの桜を実際に壁に飾ってみると
「まぁ」「わぁ」「そういう事になるのね!」と歓声が聞こえてきます。
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札幌に やさしいさくら が咲きました。
札幌もあたたかくなってきました。4月の現場の様子をお伝えします。
現場ではいつも皆さまがお揃いになるまで
日常の話や今日のワークについての話をしています。
またテーブルディスプレイについても
皆さま毎回とても注目してくださいます。
今回は桜をテーマにしたので、
テーブルの上に桜の形に切り抜いた紙などを置き、
その上に下の切り紙が透けて見えるように和紙を敷いて
テーブルクロス風にアレンジしました。
そろそろ全員がお揃いになる…という頃、
T様が和紙をひらっとめくりその下にある切り紙を確認されようとしました。
するとS様。「あら、それは下品よ」そして「私も着いてすぐに中を見たの」。
お部屋に笑いが広がります。
いつもこんな風に和やかに穏やかにワークがスタートしています。
ウォーミングアップには手作りカードで神経衰弱をしました。
「全然わからないわ」「すぐに忘れちゃうわ」と
はじめは弱気な発言をされる皆さまですが、
2周を過ぎたくらいからだんだんと盛り上がってきます。
「あら?さっき見たわね」「あなた、あそこのあたりじゃなかったかしら?」
「こっちか、こっちか…だったと思うんだけど…」
「めくっていないカードをめくった方がいいわよ!」
普段は控えめなK様。ご自分がカードを引き終わった後に
「あら!(わかった!)」と声をあげられました。
そしていよいよご自分の番…「…忘れちゃった(笑)」
取ったカードの枚数を競う個人プレーのゲームという感じではなく
誰かのカード絵が揃うと、わぁっと皆で喜び、
チームプレーで楽しんだウォーミングアップでした。
そしてメインワーク。
先ほどの神経衰弱のカードはある物語のシーンを切り抜いたものだった事をお伝えして
何の物語か皆さまに考えていただきました。
おじいさん おばあさん 犬 となりのおじいさん 小判 臼 がらくた
灰 桜 お殿様 宝
皆さまもお分かりになったと思います。
“花咲じいさん”です。
「ここほれ、ワンワン」「枯れ木に花を咲かせましょう」
皆さまとセリフを言いながら物語を振り返りました。
皆さまの子どものようなイキイキとした表情が印象的でした。
“花咲じいさん”は、自分にふさわしくない他人の幸運を妬ましく思ってはならない。
欲を持つこと自体が悪いことではなく、
欲を満たすにはそれにふさわしい人間にならなくてはならない。
自然や動物に対して愛情を持って接するならいつか幸運が訪れる。・・・
おじいさんのやさしい心が、
満開の桜を咲かせるという美しいお話です。
「皆さまの やさしい心が桜として咲いたらどんな色・形をしているでしょうか?
アートで桜の花を咲かせていきましょう」とお伝えしました。
紐に桜の形に切り抜いた紙を貼り付けていきガーランドに仕上げます。
シンプルな作業ですが、じっくりと色・形を選び、紙を重ねたり位置を変えたりと
皆さまの個性が光ります。
紐に飾られた桜。皆さま少しだけぴんと来ていない様子でしたが、
シェアでおひとりおひとりの桜を実際に壁に飾ってみると
「まぁ」「わぁ」「そういう事になるのね!」と歓声が聞こえてきます。

札幌に やさしいさくら が咲きました。
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