こんにちは。シニアアートワーク担当のtatsukoです。
今月4月は緊急事態宣言発令の前に4ヶ月ぶりに対面で
シニアアートワークセラピーの場を開催することができました。
春爛熳、このような時だからこそ、
「心華やぐ私の庭」をテーマに春を感じて解放感も味わっていただけたらと思いました。
素材のちりめんの伝統的な模様や、軽くてヒラヒラした感触を感じながら、折り紙にも興味を持たれ、
思い出話や作品の中にエピソードも生まれていました。
「この鳥は上を向いているのよね」と、ご自分が貼った折り紙の鳥を見て、何か他にもしたい事がありそうなご様子。
その後のセラピストの関わりで、
ご自分で貼り直し、
「鳥が下を見ているようで良かった」
と満足されました。
この方の世界が出来上がったようでした。
「空白のある所をもっと貼りたい」
と、素材を追加され真ん中に鳥を2羽配置、
「親子なのよ、お話しているの」
と、物語が生まれました。
言葉少なめに黙々と集中された方は、
折り紙の蝶々を立体的に立てて貼りたいと。
セラピストが寄り添って一緒にのりで貼りました。
皆様の
「こうしたい、ああしたい。茎はないの?貼り直したい。葉っぱをもっとほしい。」
などの意欲的な言葉に嬉しさを感じる瞬間です。
久しぶりに対面式に座り、皆様お互いに顔を見合わせ、
それぞれの作品を見合って拍手されていました。
下の写真は私の試作品です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます