Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

幸せ書初めアート

2020-01-21 23:45:00 | 素敵な現場
こんにちは
シニア担当のtatsukoです。
新しい年の初めのアートワークは、
毎年行っている
「幸せ書初めアートです」

「書初め」というテーマは
シニアの方々にも分かりやすく、
また、素材の墨が懐かしく感じられ、
墨の香りももしかしたら
リラックス効果があるのかもしれませんね。
新年から開放感も味わっていただきたかったので、
皆様の、のびのびした表情が印象的でした。

お正月で遊んだ記憶があるもの、
羽子板や、お手玉、けん玉や紙風船などもご用意すると、
ワークが始まる前から、
皆様は手に取って、興じて盛り上がりました。

ウォーミングアップでは、
ウクレレ伴奏(伴奏者がまた一人増えて、柔らかな音色です)による、
「幸せなら手を叩こう」を実際に手をたたきながら歌い、
皆様のリズムも弾みます。

ここで遊びを取り入れて、
その後の替え歌の文言を
皆様に尋ねてみました。
「手の運動も兼ねて、この手作りの筆で空中に何を描きましょうか?」

すると
「宝物描こう!」
と大きな声が。
早速皆様と一緒に
「幸せなら 宝物 描こう〜〜♪」

歌い終わって
「皆さん、どんな宝物を描いたんですか?」
するとすかさず、
「孫!」
と明るい声が飛び出します。

場が温まったところで、
メインのワークです。
手作りの3種類の筆で、
上手い下手のない書初めアートワークの始まりです。

ある方はセラピストの
「1年をどんな風に過ごしたいですか?」という問いかけに、
ウォーミングアップの時に引いた、おみくじの字
「天下泰平」という字を、
腕を大きく動かして書かれました。





おおらかに笑いながら
書かれました。





思わず立ち上がって、
熱心に集中されました。





両手に筆を持ち、
集中されました。





思い思いに色を選び、
大胆に筆を運びます。




いつもですが、
新年の始まりも
シニアの皆様のエネルギーに
私達が元気をいただいたり、
その方らしさを目撃し、
そのステキな表情から
幸せをいただいた時間となりました。






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