仲秋の名月

こんにちは。シニア担当のtomokoです。

先日は仲秋の名月でしたね。

皆さま「お月見」はされましたか？

あいにく関東では天気が悪く、当日は見れなかった方も多かったのでは・・・。

今も毎晩、雲に隠れたり、出てきたりしていますが、夜空に浮かぶ

月の輝きは神秘的なものがありますね。




シニアの現場でも、アートでお月見を楽しみました。










こんなお月見いかがですか？


最初に「月」のお話をさせていただきました。

昔から月の満ち欠けは人の生活に大きくかかわっていたこと。

作物の収穫など自然との調和に役立てられていたこと。

体にも大きな影響を与えていたこと。

特に女性は「美」に深く関係すること。


そして、月の満ち欠け。

「満月」には願いが叶ったり、なりたい自分になれると言われています。



仲秋の名月にちなんで、なりたい自分を色で表現していきました。


さきほどの「お月見」。

アートを通してシニアの方のお人柄が伝わってきませんか？

優しさ、あたたかさ、女性らしさ。

清々しさ、シンプルさ、丁寧さ。

穏やかさ、和やか、自然さ。　　　　

可愛らしさ、素朴さ、お茶目さ。　　などなど。



こちらの現場では、日々言葉でのコミュニケーションは減っています。

「なりたい自分」と伝えてもはっきりした答えが返ってくる

わけではありません。

でも、そんな皆さまもアートになると言葉は不要なのです。

今回使用したのは絵の具。

そしてスポイトと筆。






言葉はなくとも、お好きな画材を手に好きな色を選ばれて

夢中でアートされています。



言葉はなくとも、その時間の様子、表情、関わり、出来た作品、

すべてがその人の表現であり、その人らしさ。

それを引き出すアートセラピーの素晴らしいところだなと思います。



そんな時間だからこそ、言葉少ない現場なのに承認の時だけは

「いいねぇ！」という言葉が聞かれます（笑）

みんなにも「いいねぇ！」

自分にも「いいねぇ！」



今日もそんな「いいねぇ！」いっぱい聞かれた時間。



心ゆくまで「お月見」をお楽しみ下さい！