美唄最古の喫茶店お別れ
「ぐうりん亭」28日閉店
薫る昭和、愛され43年
市街にある老舗喫茶店の閉店を道新は伝えています。
10/09 14:10 更新
昭和の雰囲気を醸し出す店内で料理を提供する浅理さん(左)
【美唄】
1976年に創業し、市内で最も古い喫茶店の一つ
「ぐうりん亭」(大通西1南1)が、
(2019年10月)28日で閉店する。
入居する築70年以上とみられるビルの老朽化などのため、
経営を断念。
昭和の薫りを残すレトロな店のファンは多く、
店主の浅理伸一さん(71)は
「昔の中高生が大人になっても来てくれたおかげで
続けることができました」と万感の思いを口にする。
ぐうりん亭は国道12号沿いのビル2階に店を構える。
丸めがねにひげをたくわえた浅理さんは
大学卒業後、市内のアパレル業に就いたが、
炭鉱の閉山で景気が陰り喫茶店を始めた。
緑の壁と木の床板が特徴の店内には、
昔使っていた赤い公衆電話ボックスや
レコード機器などが並ぶ。
中高生グループにも人気があり、
木製テーブルには「テスト終わった」
「嵐のライブ当選しますように」などの落書きが残る。
浅理さんは元中央大スキー部員で、
在学中に30人ほどの部員に料理を作る中で
調理技術を磨いた。
隆々とした腕で手際よく作る定食、
デザートなど約30品は客に好評。
特に人気の「ラザニア風スパゲティ」(550円)は、
ミートソースと焦げ目がついたチーズの
パリッとした食感が抜群の相性を醸し出す。
「他の店で『おいしい』と思った味を
自分なりに再現してみただけなんですけどね」と笑う。
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/352404
「ぐうりん亭」28日閉店
薫る昭和、愛され43年
市街にある老舗喫茶店の閉店を道新は伝えています。
10/09 14:10 更新
昭和の雰囲気を醸し出す店内で料理を提供する浅理さん(左)
【美唄】
1976年に創業し、市内で最も古い喫茶店の一つ
「ぐうりん亭」(大通西1南1)が、
(2019年10月)28日で閉店する。
入居する築70年以上とみられるビルの老朽化などのため、
経営を断念。
昭和の薫りを残すレトロな店のファンは多く、
店主の浅理伸一さん(71)は
「昔の中高生が大人になっても来てくれたおかげで
続けることができました」と万感の思いを口にする。
ぐうりん亭は国道12号沿いのビル2階に店を構える。
丸めがねにひげをたくわえた浅理さんは
大学卒業後、市内のアパレル業に就いたが、
炭鉱の閉山で景気が陰り喫茶店を始めた。
緑の壁と木の床板が特徴の店内には、
昔使っていた赤い公衆電話ボックスや
レコード機器などが並ぶ。
中高生グループにも人気があり、
木製テーブルには「テスト終わった」
「嵐のライブ当選しますように」などの落書きが残る。
浅理さんは元中央大スキー部員で、
在学中に30人ほどの部員に料理を作る中で
調理技術を磨いた。
隆々とした腕で手際よく作る定食、
デザートなど約30品は客に好評。
特に人気の「ラザニア風スパゲティ」(550円)は、
ミートソースと焦げ目がついたチーズの
パリッとした食感が抜群の相性を醸し出す。
「他の店で『おいしい』と思った味を
自分なりに再現してみただけなんですけどね」と笑う。
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/352404