泉心堂治療院

せんしんどうちりょういん

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2010年07月17日 | Weblog
「実るほどに 頭を垂れる 稲穂かな」

の一句に代表されるように、

日本人にとって、謙遜は美徳であるとされてきました。

そのためかどうか、私は性格上あまり自己アピールが得意ではありません。

謙遜とはちょっと違うかもしれませんけど・・・

しかし、治療院という業種の商売をしているからには、

何らかの方法で皆さまに私自身や治療院について知ってもらわなければなりません。

必要とされている方に当院の治療方法や効果について知ってもらいたいというのもありますし、

患者さんに来てもらわなければ、治療院の経営が成り立たなくなるからです。

でも、あまり効果について強調しすぎるのもどうかと思うし、

自分自身をえらい人間に見せようとするのも性に合わない。

かと言って、何に効果があるのか分からなければ誰も来てくれないし、

謙遜を通り越して自分を卑下しすぎてもプラスはありません。


当院のホームページは業者の手を借りず、

全て院長の私が自分で作っております。

おかげで字ばかりの何の飾り気のないホームページになっております。

見栄えの良いものを求めるなら

多少お金はかかりますが業者さんに頼んだ方がいいと思います。

しかし、多少見栄えに難があったとしても、

この業界の片隅でコツコツと経験を積み重ねてきた人間だからこそ書けるような内容になるよう心がけております。


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拝拝

2010年07月02日 | Weblog
台湾で「拝拝(バイバイ)」というのはお寺などにお参りをすること。

台湾のお寺では老若男女、様々な人がお参りに訪れます。

タイの寺院などでは服装を厳しくチェックされるところもあるなどと聞いたこともありますが、

私の知るところの台湾では服装に関しては比較的ルーズなようで、
半ズボン・ジーンズ・サンダル履き、どれも特に問題ないようです。

ワイシャツネクタイ姿のビジネスマン。
丸刈りで恰幅のよいコワモテのオジサン。
デートの途中?おしゃれな若いカップル。

みんな熱心にお参りをしています。

台湾の伝統的な宗教・お寺では、仏教と道教が混在したような状態になっています。

ですから例えば一か所のお寺に観音様と道教の神様が一緒にまつられたりしています。

大きな寺院だけではなく、町のあちこち、

時には共同住宅の1階部分や屋上などに小寺院(?)みたいなスペースがまぎれ込んでいたりして、

人々の生活と密着しているのだということがよくわかります。




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1歳

2010年06月07日 | Weblog
気がつけばもう6月。

前回投稿から1ヶ月以上経ってしまいました。

このブログを楽しみにしてくださる(?)ごくごく一部の皆さま、
申し訳ございません。

5月には次男が無事1歳の誕生日を迎えることができました。

つかまり立ちはできるものの、移動は相変わらずハイハイでがんばっております。

ところで、次男の腕の筋肉を触ってみると、これが結構コリコリなのですね~。

自分の体重支えていれば当然のことでしょうけど、

抱っこした時など、時々そのコリコリをほぐしてあげたりしています。


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お休み

2010年05月03日 | Weblog
ゴールデンウィーク最終日の5日(水)は定休日のためお休みになります。


今年のゴールデンウィークは、お天気のいい日が続きましたが、

4月の異常気象ににさんざん振り回されたせいか、

さすがにお疲れ気味の方が多いようです。


わたしは結局、

ゴールデンウィークは最終日を除いて仕事で、

「大変ですね」と労わっていただいたりもして・・・


この仕事を始めて以来、

まとまった休みを取るのは正月と台湾に行くときくらいになりまして、

別に仕事の鬼になるつもりはないのですけど、

元々自分から興味を持って入った世界ですので、

家族には少し引け目を感じるものの、

仕事が苦になることはありません。


それどころか、仕事を3日以上休んでしまうと、

なんとなく手先の感覚が鈍るといいますか、

仕事を再開した日などは、

なんとなく「手」がぎこちなくなるような感じになってしまいます。

ですので、私にとって仕事を3日以上休むというのは、

それなりに勇気のいることになってしまいます。

ただ、そんな時は家族を治療したりして

なるべく感覚を鈍らせないようには努めておりますし、

ぎこちないと言っても、ほんの少しの変化でして、

それで手元が狂うとかそんな大げさなことはありませんので、

どうぞご心配なく。









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訓練

2010年04月27日 | Weblog
台湾留学中のある日、

午前中の語学学校の授業を終え、帰り支度をしていると、

「今日の午後2時から4時くらいは外出しない方がいいよ」と先生。

何やらその日は年に一度の防空訓練の日で、

訓練開始の時間になると、

地下鉄もバスも車も全部止められ、

街に出ている人は皆、地下室のある建物に誘導され、

そこで1時間くらい足止めされるとのこと。

幸い、その日の午後はオフだったため、

下宿で洗濯や昼寝をしてあっという間にやり過ごすことができました。

でも、今思えばやっぱり訓練に参加してみればよかったかな~

とちょっと後悔もしています。

参加していた方がもっと後悔したかも・・・


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明天見!(またあした)

2010年04月16日 | Weblog
このところ、仕事が終わってから夜10時過ぎに帰る日々が続いています。

3才の長男は夜9時過ぎには寝てしまうので、

わたしが帰る頃にはもう夢の中です。


そんなせいか、最近になって、

朝出かける時や、日中の休み時間などで家に帰ると

「また明日帰ってきてね!」

とわたしを送り出してくれるようになりました(笑)

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バス

2010年04月04日 | Weblog
台湾で暮らしていて特に関心したことは、

バスや電車などの公共交通で、

お年寄りや子供連れの人が乗ってくると、

席が開いていなければ、必ず誰かが立ち上がって譲るということでした。


しかし、路線バスに関しては急加速・急ハンドル・急ブレーキが三拍子そろった

かなり荒い運転をするので、

逆に子供やお年寄りは座っていてもらわないとケガ人が出るかもしれません。


市街地の路線バスは始発で大体の間隔が決まっている程度で、途中のバス停には時刻表がなく、

そのせいか、バス停で何十分待ってもなかなかやってこないこともあれば、

同じ行き先のバスが数台連なってやってくることもあったり、

後から来たバスが前のバスを追い越して行ったり、

運転手さんも早く仕事を終わらせようとしているのか、とにかく急ぐ急ぐ。

スクーターが横をすり抜けているのもお構いなしに、

渋滞時でも大きな車体で少しでも流れている車線にどんどん割り込んでいきます。


台北の市内に張り巡らされた路線を乗りこなすことができれば

非常に便利な交通手段であることは間違いないです。







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摩訶不思議

2010年03月11日 | Weblog
タイトルで言うほど大げさなことではないのですけど、

ふと見ると、子供たちの寝相が全く同じになっていることがよくあります。

体の向き、首や腕の角度、シンクロのデュエット並みのコンビネーションです。

「やっぱり兄弟なんだなー」と感心してしまう日常の光景です。

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言葉

2010年02月12日 | Weblog
最近、少しホッとしていることがあります。

3歳半になる長男の言葉のことです。

妻の次男里帰り出産のために、長男は2歳のほとんどを台湾で過ごしたせいか、

中国語ばかり話すようになってしまいました。

日本に戻ってきてから、わたしの母親にも通じない中国語で話かけていたのですが、

母もめげずに日本語で話しかけていたせいか、

最近になって、私の身内や、外で誰かに話しかけられた時には日本語で話すようになってきました。

でも、普通の3歳に比べれば言葉の発達は遅いと思いますけど、

使い分けができるようになってくれればとりあえずは一安心です。

ちなみに家では相変わらず中国語ですけど、

状況に応じて自然に使い分けができるようになってくれればそれでいいと思います。

それにしても教えたわけでもないのに、自然とできるようになってくるのですから、

子供ってすごいな~と感心してしまいます。



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メガネ

2010年02月08日 | Weblog
わたしは近眼です。普段はメガネを使用しています。

20代の初めまでは視力はいいほうで自信があったのですけど、

台湾に留学して半年ほどしてからメガネが必要になってしまいました。

台湾は中国語。中国語と言えば漢字。

しかも台湾の漢字は繁体字と言って画数の多いごちゃごちゃした漢字が使われているのです。

例えば、日本でも斉藤さん→齋藤さん渡辺さん→渡邊さんというように、

苗字に難しい漢字を使っている場合があるのですが、

台湾では「齋」や「邊」のような難しい方の漢字を一般的に使っているのです。

ですから、教科書も、新聞も、インターネットも、全部難しいほうの漢字。

これで目が悪くならない訳がありません。

そのせいか、台湾では町のあちこち、特に学生街で多くのメガネ屋さんを見かけることができます。

わたしもお世話になりました。



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ちょっとした変化

2010年01月31日 | Weblog
先日、トイレの改装を行いました。




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年明けて

2010年01月18日 | Weblog
新年のご挨拶が遅くなり申し訳ございません。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

当院は今年の春で開業13周年を迎えます。

時々、治療中に開業してどれくらいか聞かれることがありますが、

どうも10年を越えてくると地元では老舗の部類になってくるようですね。

とは言っても、自分では全然そんな風には思ってませんけど・・・


開業当初の20代前半の時、外見がふけているおかげでよく30代に間違えられました。

こういう商売をやる上で、それは得なことだったのかもしれません。

そして今、10年前に間違えられていた年代になりました。

私の仕事はいわば「ベテラン」がもてはやされる仕事です。

60代、70代でも現役でがんばっている先生も多いと聞いております。

それを考えれば私はまだまだ半分になったばかり。

初心を忘れず本年も頑張っていきたいと思います。




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治癒力そして生命力

2009年12月30日 | Weblog
わたしの祖父は3月初めに心臓の発作で倒れ、

数日の入院から自宅療養に切り換えて、3週間ほどで再度の発作で亡くなりました。

わたしも亡くなる一週間前まで2週連続して定休日には実家に帰り、

発作で倒れた際に捻挫した祖父の足首を治療したのですが、

もう先は長くないであろう祖父に少しでも喜んでもらえればと思って治療をしただけにもかかわらず、

祖父の足首は治療のたびに着実に回復していて、

人間の治癒力、生命力の奥深さに驚嘆し、頭の下がる思いがいたしました。

亡くなる数日前には小~中程度の心臓発作を繰り返し、自らも死を悟っていた祖父。

しかし、その身体、細胞の一つ一つに至るまでは、死ぬその瞬間まで生きようとしているのですね。

最後にそんなことを学ばせてもらった別れでした。

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針の話

2009年12月22日 | Weblog
針治療に用いる針は、治療を受ける方の状態や、

針を打つ場所などによって太さを使い分けています。

針のサイズは日本では、1番、2番と呼ばれ、数字が大きくなればなるほど太いものになります。

1番の針は直径0.16mm。

そして番数は0.02mmごとに大きくなります。

当院では0番(0.14mm)~3番(0.20mm)までを主に用いています。

ちなみに、世界一細い注射針、通称「痛くない注射針」の先端は0.20mmだそうです。


ところで、0.02mmの違いと言っても一般の方にはその違いが分かりにくいかもしれません。

しかし、実際に使っていると、、0.14mmと0.16mmの差でも結構違いはありますし、

0.14mmの針と0.20mmの針では全然違う刺し心地に感じます。

0.14mmの針では慎重に扱わなければ針がしなってしまうのに対して、

0.20mmの針では、針がブスブスと入って行ってしまう感じになります。

それでも、初心者の頃は0.20mmの針を刺すことすらやっとですので、

細い針を扱うには更に訓練を積む必要があります。

治療の際も、その0.02mmの差も考慮しながら用いる針を選んでおります。



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台湾の冬

2009年12月12日 | Weblog
台湾にも冬はあります。

寒いときは結構冷え込みます。

それでもわたしの住む東京よりはまだましなのですけど、

台湾は冬でも暖かいなどと思っていると、思わぬしっぺ返しを食らうことになります。

最も寒い時期では台北あたりでは最低気温が10度を下回りますので、コートなどの防寒着は必要です。

わたしも台湾に留学する時は、台湾に冬なんてないと思っていたので、

せいぜい日本の秋の服で十分だろうと高をくくっておりました。

しかし、12月も中頃を過ぎると寒くてあわてて日本からコートを送ってもらった記憶があります。

それより、台湾の冬で困ったことがいくつかありました。

まず、建物が夏向きに作られているのか、底冷えがきついです。

そして、ほとんどの場所で暖房がないです。

更に、空気がよどむからと言って窓を完全に閉めようとしません。

防寒よりも換気が優先されます。

お風呂もシャワーのみなので、あたたまりたくても物足りないのです。

ですから、風邪をひきかけた時などはとても困りました。

部屋をあたたくすることも、お風呂に入ってあたたまることもできず、

こじらせてしまうことも度々でした。






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