泉心堂治療院

せんしんどうちりょういん

「見る」と「触れる」その3

2011年07月30日 | Weblog
「その2」において「見る」ためのトレーニング法を紹介しました。

今回は「触れる」ことについてです。

温かく、柔らかい手は、治療家にとっての大きな財産です。

そのような手を「作る」にはどうすればいいのでしょうか?


例えば、常に緊張して手に汗をかいてしまうようでは、

手はベタベタになってしまいます。

これには、まず「場慣れ」つまり人様の身体に触れることに慣れる必要があります。

これは場数を踏んで慣れる必要があると思います。

もちろん、はじめはそんな悠長なことを言っているわけにもいかないので、

まずは手首の硬さをチェックした方がいいと思います。

手首が硬ければ腕の筋肉が硬いので、腕の筋肉をよくほぐすようにします。

そして腕の筋肉が硬ければ、肩も硬い可能性があるので、

肩をよくストレッチしたり、動かしたりして肩を柔らかくするように努めます。

さらに、「手」という部分にこだわらず身体全体の調子を整えるつもりでいると、

「手」の状態も自然に良くなってくると思います。




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