泉心堂治療院

せんしんどうちりょういん

「場」と感覚:無用の用と道の医学

2020年07月15日 | Weblog

「胃もたれ・胃の痛み・胸やけ・膨満感」

胃薬の宣伝でよく見かける症状ですね。

上の症状は胃部の「不快感」を表現しています。

病院で検査してもらっても「大きな異常はない」と言われることも多いでしょう。

病気ではない、つまり「器」の問題ではないということです。

しかし、だからと言って胃部の不快感が強いのに

胃は健康だと思うことも、飲食を楽しむこともできません。

「器」と「感覚」の不一致。

すなわちこれは「胃」という『場』の問題になります。

そしてこの不快感を含めた「胃」という『場』をととのえるのが、

「無用の用」の医学、「道の医学」の考え方になります。