みいわんひひーん

猫7匹 犬1匹、大人3人の世帯。ブログ主は、60代に突入。
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茶トラ白達の妄想劇場

2016-06-30 06:33:09 | 猫達

リビングのチェスト。

 一時的に何かを置ける場所として重宝しております。
バッグやら帽子やらが多いです。(あくまでも一時的)

右の引き出しの一番上も、一時的に細かいものを入れています。


「なんでもぶっこんでるね。」

おおお〜〜、れくちゃんにはすべてお見通しですね。何でもぶっこんでます。
しかも一時的じゃなく次から次に重ねて溢れそう・・・・イカンイカン。
 

引き出し、整理します。。

 

無造作に、ピラリと一枚だけのルーズリーフ、、どんな大事な事が書いてあるのやら?
 

 

引き出しの中を一個一個確認し、要るもの要らないもの、
今は要らないけどいつか要るもの、、物は要らないけど思い出は要るもの..etc

分けるのに夢中になっていた或る日のお話です。

 

こっからの話は、振り幅大王のおいら、みーみこがバトンタッチするで♪

今日はベビーフェイス側に、振りきれてるみーみこちゃん、お願いします♪



 

おいらが、気付いた時は、れく兄ぃは、引き出しの中やった。
ママさんが整理する為、引き抜いた後の隙間や。
 

 


こんなん顔して箱ん中・・・。

 

同じ茶トラ白でも、おいらとれく兄ぃは、軽トラとダンプ程違う。見かけも心臓もや。
そんなれく兄ぃに、下克上を仕掛けたことがあった。 



おいら、ありったけの声で唸ったんや。 れく兄ぃを睨みつけて・・


 

けど、ちっとも怖ないみたいで、れく兄ぃは冷静、おいらと目も合わさへん。

 

いいんや、おいら本気やなかった。ちっと試したかっただけなんや。
れく兄ぃは、おいらがスゴスゴ逃げる時だけ、やっと見てくれはった。


自分の暴走が恥ずかしかった。 ・・・れく兄ぃはおいらの思惑、気づいてたんや。
でも、無理やーいうこと、さりげなく思いしらせてくれたんや。

今思えば、なんであん時あんな気持ちになったんか、わからへん。
言えるんは・・・おいらもオス猫ってことだけ。


話戻すで。あちこち飛んでスマンな。
箱におさまっとるれく兄ぃに、声かけたん。

「れく兄ぃ。何しとるん?」



「ちょい、眠くなってさ」
 



「寝てるんだ」

 

 

寝てるんだ・・って、そこ寝るとこちゃうやろ。
おいら、つっこみたくなったけど、咄嗟に出た言葉は

「おいらもそこ寝てみたいわー」

れく兄ぃは、
「みーみこ、ここ寝るとこ違うから。」
 



こんなん、気持ち良さそうに寝とって、寝るとこちゃうって、
れく兄ぃもイケズや。 


一瞬そう思った。けど、そこにはれく兄ぃの愛があったんや。



「みーみこ、身体の下はこんな魔窟なんだ。ゴツゴツの極み。」

・・・二段目も魔窟なの、バラされた・・・ 



「顔に、角が食い込んで来るし。決して楽に寝ている訳ではない。」

「6.8キロのパンパンに張ってるオレだから何とか寝れる。
   3.9キロのみーみこは、フカフカの布団で寝るがよろし」
「要するに、物事にはすべて表と裏・光と陰があるってこと。 
     みーみこ、覚えておきな。」

 

そう言うて、れく兄ぃはまた寝はったんや。ゴツゴツも気にせんと。。
 



はっきり言うて、れく兄ぃは、憧れや。

いつか、れく兄ぃのように、へ理屈 蘊蓄が言えるようになりたい。
おいら マジでそう思った。