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seroです^^
ガーデニングの栽培記録、好きな韓国ドラマの事etcをつぶやいてます


遼君ターンベリー初ラウンド!

2009-07-10 19:24:45 | 遼君

今日の紙面より

1番ホールが大会の鍵を握るといわれる。
同コースのクラブプロのホールが言った。

ホール氏は1番、13番、18番ではドライバーを使わないという。
354ヤードの1番パー4はフェアウエーの左サイドに4つのバンカーが並び
高く上がるドライバーショットは右から吹く海風の格好のえじきになる。
13番はフェアウエーがタイトで最後の18番は左ドッグレッグの上に3つのバンカーが待ち受ける。
ラフも深く密集しておりいずれもティーショットのミスが命取りになる。


「1番ホールは354ヤードと距離が短い。スタートホールということもあって
多くの選手は慎重にアイアンかユーティリティークラブで刻んでくるだろう。
でも、リョウはドライバーが武器なんだろ? だったら1オンするチャンスはある。
ここでイーグルかバーディーを取って行けば後のホールのプレーが楽になる」
遼君はホール氏にアドバイスをもらってコースに出ました








この時期のスコットランド特有の曇り空の下ターンベリーに足を踏み入れた遼君
気温15度と肌寒く冷たい風が吹き付けるなか黒いセーターを着て登場。
サンバイザー、ズボンと全身黒ずくめで正午過ぎから練習ラウンドを開始しました

初めてのコースなので加藤キャディーに加えハウスキャディーにもついてもらい
コースの特徴、攻め方を教わりながら回りました

「コースを歩いている間に、ふつふつと『来たんだな』という
感情がこみ上げてくると思う」と話してた遼君




354ヤードと短い1番のティーショットは2球続けて大きく左へ。
3度目に打ったティーショットが追い風に乗って330ヤード前後も飛び
グリーン手前約10ヤードから2打で沈めてバーディーを奪った。

3番(489ヤード、パー4)の第2打。
グリーンまで約160ヤードを残し英国人キャディーに
「ピッチングで125ヤードを打てばいい」と言われたという。
半信半疑でその通りに打つと
「手前30ヤードから下り傾斜になっていて硬いフェアウエーを
転がってピンの横まで行ってくれた」と目を丸くした


4番(168ヤード、パー3)はティーショットが風に押されて
2発とも右のブッシュへ

6番(231ヤード、パー3)ではアイアンでの第1打がショートし
ウッドに持ち替えてグリーンに乗せた。

7番(パー5)の第3打
「グリーン周りでまさか7番アイアンで転がして打つとは思わなかった」と
いうリンクス独特のアプローチも体験した


「基本的にはドライバーが使える。想像しているより打てました。
打てないホールがあるのは仕方がないけどドライバーの回数が少なくなるとリズムが変わる」


キャディー歴23年のディー・マッカロンさん(38)から
キャリーを少なくランで転がすようにアドバイスも受けながら18ホールを回り

「ほとんどキャディーに渡されたクラブで打っていた。
日本でやっていたコースとはまったく違う。勉強になった
コースを知り尽くしている


練習Rの画像 わははは~~




 


今大会前にはゴルフの聖地セントアンドリュースを11日に訪れる予定。
ロンドンまでの機内では時差対策のため一睡もしなかった

「勝ちたいという気持ちをどうやって抑えていくか。
普段の自分のペースを崩さないようにして頑張りたい」

英国独特の深い芝やリンクスコースに吹き荒れる突風
めまぐるしく変わる気象条件に自然体で立ち向かう



 



もう大変

今回は今季初優勝で全英出場権を獲得したミズノオープンよみうりクラシック最終日が6月28日

なので準備期間がおおいに不足

現地コーディネーターが決まったのは出発2日前の6日

7日に食糧事情を調べた関係者は「ほんとにな~~にもない」と絶句


会場近くの宿泊施設は予約で一杯


コースから車で1時間30分かかる郊外に一軒家をやっと借りた
典型的な田舎町で周囲に灯りがなく圏外のため携帯電話さえつながらないような場所

矢野プロのキャディーオギーさんブログにグラスゴーの風景が載ってます
矢野プロは決まっていたから近くの1軒家を確保


今回の遠征で本人を含め総勢8人前後となる“チーム遼”。

食事面では日本から米50キロとカレーなどを持ち込み自炊を中心にする計画だったが
メジャーで戦うためのスタミナ面を考慮し急きょロンドンから食料を調達
日本料理店の板前を一緒に連れてくる予定







「僕はわがままなホストになりたい」  タイガー・ウッズ

もちろん夜の世界のホストではない。
米ツアーのAT&Tナショナルでタイガー・ウッズが追い求めた理想像の話だ。

「ウッズのトーナメント」と呼ばれるこの大会
冠スポンサーはウッズの契約企業で大会を全面サポートしたのはウッズの財団。
そしてウッズ自身は大会ホストという大役を担っていた。

ホストは練習日から多忙だった。
大会ウイーク中に米国の独立記念日が含まれていたこともあり軍隊の人々
戦地で負傷した帰還兵やその家族をウッズは「ウエルカム!」と温かく迎え入れた。

折しも大リーグのヤンキースタジアムはリニューアルされた今年からチケット代が急騰。
ひどいときは10万円以上に跳ね上がっている。
ウッズは「今は不況で苦しむ人々がたくさんいる。
この大会はヤンキースタジアムみたいに家族連れで観戦できないなんてことにはしたくない」。
そう言って子供たちの入場料を無料にした。

試合会場はワシントンDC近郊。
周辺の道路は渋滞が激しかった。
スタート時間に遅刻しそうになった選手やキャディーがコースの手前で車を投げ出し
歩道を猛ダッシュする光景も見られた。
記者会見では「大会ホストは渋滞に対処するつもりはないのか?」なんて
質問までぶつけられたが

ウッズは「本当にひどい渋滞だね。僕も昨日は30分以上かかったよ」と
笑顔で上手に受け流した。

普段の王者とはまるで異なる柔和な表情でホスト役をこなしていたウッズ。
しかし、ひとたび1番ティーに立つとアスリートの顔に戻り2日目には単独首位に立った。

冒頭の言葉は「大会ホストでありながら優勝したい?」という質問に対し
「イエス」の意味で発したもの。
その言葉通りウッズは堂々と優勝に輝き表彰式では大会ホストが優勝者にインタビューする
恒例の儀式をコミカルな一人芝居で披露。
大勢のギャラリーを爆笑させた。

誰かが「豪華賞品を用意してパーティーを開くよ」と呼び掛けその言い出しっぺが
賞品を全部持ち帰ったら集まった人々は白けてしまう。
だからウッズは勝利を持ち帰る自分のことを「わがままなホスト」と言ったのだ。

しかし、一人二役を完璧(かんぺき)に務め上げるこんな魅力的な「わがまま」なら大歓迎。
普段は忌み嫌われるはずの「わがまま」がすてきに見えることもあるもんだ。

                      (在米ゴルフジャーナリスト)