明朝までTVを見てまして朝方に2時間寝て先ほど昼寝をして
遼君のラウンド時間のエネルギーを蓄えました
遼君さぞかし緊張してるかと気になっていたのですが
2Hめからは落ちついてしていたのがわかりました
しかしGNWは途中から遼君をあまり映してくれなくなって
解説者も歯がゆい気持ちでいたのがわかりました
ウッズ今季数回プレーを見てましたが悪いショットはよくありました
なかなか立て直しが厳しく大変そうですが遼君の前で素晴らしいプレーを
見せて欲しいです
さ~~~
今晩は予選通過がかかってるので気合を入れて応援しますよ~
2日目のスタート時間(日本時間)
今日の紙面より
遼君が、ウッズに勝った
今季メジャー第3戦の全英オープンが開幕。
遼君が初めてタイガー・ウッズと同組で回り2アンダーの68をマーク。
71に終わった世界王者を3打上回った
ウッズは3度しか使わなかったドライバーを9度も使用。
日本人最年少の全英出場で持ち味の攻撃的ゴルフを見せて5バーディーを奪い
メジャー初の予選通過を視界にとらえた。
晴れやかな表情で遼君がウッズに歩み寄った。
2アンダーの68で終えた18番グリーン。
71だった世界王者に3打勝った。握手を交わす。
「100点はあげられないけど90点以上はあげていい。
ブッシュに入った時も最小限のロスで済んだしティーショットの大曲がりは
1度もなかったので回りやすかった」満足感にあふれていた
あこがれのヒーローとの初対決。
スタートは手足が震えた
「足もだけどティーの上にボールを乗せるときも手が震えて難しかった」
ドライバーではなくハウスキャディーのマッカランさんから手渡された3番アイアンを全力で振りきった。
球は右セミラフに入ったがパー発進
2番で2メートルを沈めてバーディーを先行させた。
「最初は緊張したけど1番のパー2番のバーディーが大きかった。
パットも最後までいいストロークができた」
無難な立ち上がりで平常心を取り戻した。
ゴルフを始めた6歳のころ一気に世界の頂点へと駆け上がったのがウッズだった。
97年マスターズ優勝後も攻めて勝ちまくる姿にあこがれた。
父勝美氏が録画したスイングのビデオも何度も見た
心のヒーローと世界最高峰の舞台で巡ってきた初マッチ。
13番後はウッズから歩み寄り「日本での優勝おめでとう」と祝福され、笑い合った
「すべてがかっこいい。それしか思わなかった」
スコアでは“勝利”したがゴルフは4日間勝負。
遼君には勝った自覚など少しもない。
「あらためて格が違うなと感じましたね。
今日はタイガーのティーショットが安定してなかったけどそれでも違うなと。
『今日のところはこんなとこだろ』って感じでやってる。余裕が違う」
控えめな言葉とは対照的にプレーでは攻める姿勢を示した。
深いラフやバンカーが待ち受けるリンクスに対し
ウッズは3度しか握らなかったドライバーを9度も握った。
「アグレッシブにいこうと」。
フェアウエーには1度も行かなかったが深いラフまで曲げたのは1度だけ。
奪ったバーディーも5個。
「今日は、ほとんどいいんじゃないですか」と納得した。
68は自身米ツアー初日ではベストスコア。
日本選手の全英の初日としては96年田中秀道らに次ぐ好スコアだ。
メジャー2戦目で初の予選通過が見えてきた。
「今日は風も吹いてないし吹いてからが全英。
明日もプレーのリズムを乱さずやれればチャンスはかなり高くなる」
ウッズとの同組も2日目は2度目。
スタートから平常心で初の決勝の舞台を狙っていく。
いや~これ読んで泣きそうになった
生遼君は見た限りではいつも同じ感じに落ち着いていたから
どれだけ緊張したのかと思うとグッときたな~
「(パット練習場で)時計が合っているのかなとか
いつティーグラウンドに行こうかとかソワソワしていた」
遼トーク一問一答
ウッズ同組の遼君に“完敗”
「すごく印象的だった。明らかに彼はこのコースの攻め方を知っている」と脱帽。
さらに「彼の未来は開けている。一生懸命努力すればそのうち彼のすばらしさを
世界が知ることになるだろう」と最上級の賛辞を贈った。
そして「(風の強いリンクスで)とんでもなく高いボールを打つねえ」
笑顔で付け加えた皮肉には王者のプライドが見え隠れした。
遼パパは辛口採点
「決して90点という点数ではない。あれだけドライバーを曲げて。
野球でいえばヒット3本で3点とったみたいなもの」。
ドライバーを使用した9ホールはすべてフェアウエーをキープできず。
アイアンでカバーした結果になったが本来のゴルフとは違う内容に不満顔
それでもタイガー・ウッズと同組に
「想像していたより疲れたと思う。
私たちが計り知れないくらい疲れたのでは」
今田プロ(1バーディー、5ボギーの74で120位)
「ショットが悪すぎて疲れた。パットは悪くないけれどバーディーを取るゴルフができていない。
ごまかしながらできるコースじゃない」
久保谷健一プロ(2位T)
「ラッキーなゴルフだった。計算通りに取ったバーディーは1個もない。
ショットがまるで当たらなかった。流れだけで何とかなった感じだった」
小田孔明プロ(140位)
「こんなスタート時間(午後4時21分)は味わったことがない。体が重く睡魔が来た。
悪かったドライバーの調子を戻して(第2日は)6アンダーで回る感じでやりたい」
近藤共弘プロ(68位)
「パットが全然駄目。ラインがうまく読めていない。
ショットはまあまあだけに、乗っていけないのが残念だ」
インタビューは15日の「報道ステーション」で流れましたがこちらはノーカット版です
全英に発つ前のインタビューです
(・・遼君 聞き手・・武内アナウンサー)
武内:今、頭の中では何が描かれていますか?
今、僕の頭の中はドライバーのスイングのことでいっぱいです。
全英オープンの出場が決まりましたけど、正直、そこまでイメージする余裕がない。
毎日、ゴルフの練習をするので精いっぱいです。
武内:1日何時間くらいゴルフのこと考えてますか。
アマチュアのときもプロになってからも変わりませんが
う~ん、4、5時間? いや、もっと考えてますかね。
練習しているときが一番集中してますけどオンとオフの切り替えはしっかりしている。
今まではたくさん考えてたかもしれないけどその分、練習のときの集中力と
その以外の部分でのオンとオフの切り替えがなかった。
オンのときもそこまでオンじゃなくてオフのときも時々ゴルフのこと考えてと微妙だった
最近はオンといったらオン。
オフといってもわざわざゴルフのことを頭から消そうというんじゃなく自然と頭から消えている。
●TVゲーム好き
武内:オフのときは、何をしていますか。
テレビゲームが好きなので家にいるときはゲームを夢中でやってます。
1時間超えると「ちょっとやりすぎかな」と思いますが何時間でもやってていいと言われたら
一日中やってるかもしれません。
武内:何のゲーム?
サッカーです。
小学校のときから好きで見るのも自分でやるのも大好きです。
武内:ゲーム以外は。
1人になるのが好きじゃないので妹の葉子とか弟の航と話すなどしてます。
弟もたまにゲームにつきあってくれます。
武内:家では怖いお兄さんだと聞きました。
最近はそんなことないと思いますよ。
妹も弟も小さい頃から口が達者な人間でして色んな言葉を知っているので
口げんかになるとイラっとしてぶったこととかはありますね。
武内:さわやかで礼儀正しい石川選手でもイラっとするんですね。
今はイラっとするのは一番一生懸命やっているゴルフに対することだけですね。
一番楽しい瞬間もゴルフでしか味わえないし自分に対してむかつくとか
悔しいという瞬間もゴルフを通じてしかないですね。
これだけ一生懸命やっているスポーツは人生のすべてのような感じがします。
武内:最近、涙したことは。
2月14日に中学2年、3年のときの担任だった先生が亡くなってしまって。
ノーザントラスト・オープンに出場するためアメリカに旅だったときに亡くなって
アメリカで友達からメールを受けて驚きました。
いきなり過ぎて最初は実感がわかなかったんですけど何日かして
寝る前に思い出していたら悲しくなりました。
ゴルフもすごく応援してくれていた。
全英行きを決めたミズノオープンよみうりクラシックの18番でバーディーパットと
決めたときは先生が見ていてくれたのかなと思いました。
応援してくれている人のために優勝できてよかったと思います。
●一番うれしいV
武内:ミズノオープンで涙を我慢できたのはなぜ?
う~ん、なんでですかね。
一番、泣いてもいい大会ではあった。
今までの優勝は最終日の最後の9ホールで自分のミスがなくて勝てた展開。
今回は優勝争いの中でOB2発という大きなミスをしてしまった。
今までは一度崩れるとズルズルいってしまったんですけどそれを乗り越えての優勝は
ジュニアの大会を含めてもなかった展開だった。
一番今まででうれしい優勝だったんですけど。
武内:いつも答えが的確ですが自分の思っていることを言葉にするって難しくありませんか。
そうですね。
聞かれたことに素直に答えているつもりですが。
両親の影響が大きいと思うので両親には感謝しています。
やはりゴルフの影響が大きい。
ゴルフはエチケット、マナーに始まりエチケット、マナーに終わると言われる。
小学生でゴルフを始めたときからそういうことを周りの人に教わりました。
周りも父と同じ世代の人たちばかりでしたし。
武内:そんな世界で17歳が戦うのは大変。
ゴルフの面でいえばものすごく厳しい世界。
でもあいさつや礼儀の面では同世代の友達の中でも勉強になる世界に僕はいると思う。
将来いろんな世界で通用する基本的な礼儀というのはゴルフから学べています。
武内:ゴルフのほかに興味のあることは。
僕はスポーツが心から大好きなんです。
最近トレーナーさんと話しているのはスカッシュをやりたいなって。
ゴルフは自分自身との戦いですけど相手があるスポーツをやりたいなと思ってます。
武内:気になっているニュースはありますか。
う~ん、北朝鮮がミサイルを撃ったっていうニュースは気になりました。
まだ大学に行くとか将来の進路は決まってませんが政治や経済は勉強していて楽しい。
ニュースを見ていても言葉が難しくて今の政治や経済の仕組みが分からないので、
もっと勉強してみたいという気持ちはあります。
武内:全英オープンの目標は。
すごく興奮していて毎日の練習に熱が入っている。
優勝した後の3週間後に全英オープンに出場できて自分以上に調子が良い選手が
いないんじゃないかと思うほど好調なんです。
だからできるだけアグレッシブに攻めて果敢にドライバーで打っていきたい。
失敗しても成功しても今の自分の実力を試されるという気持ちでやっていきたいです。
「本当に17歳?」改めて驚き
〈後記〉インタビューの後、石川選手の新たな一面を見ました。
それは練習ラウンドで一緒にプレーする妹さんと弟さんに対する「兄」としての姿でした。
「今のショット良いね」と12歳の葉子さんのプレーを褒めたり9歳の航さんが
次に使うクラブを気にかけたり。
今やその注目は日本を飛び出し世界に広がりつつある石川選手が「家族」という
最小のコミュニティーを当たり前のように大切にし常に周囲への礼儀と感謝を忘れない姿に
「本当に17歳?」と改めて驚かされました
遼君のラウンド時間のエネルギーを蓄えました
遼君さぞかし緊張してるかと気になっていたのですが
2Hめからは落ちついてしていたのがわかりました
しかしGNWは途中から遼君をあまり映してくれなくなって
解説者も歯がゆい気持ちでいたのがわかりました
ウッズ今季数回プレーを見てましたが悪いショットはよくありました
なかなか立て直しが厳しく大変そうですが遼君の前で素晴らしいプレーを
見せて欲しいです
さ~~~
今晩は予選通過がかかってるので気合を入れて応援しますよ~
2日目のスタート時間(日本時間)
今日の紙面より
遼君が、ウッズに勝った
今季メジャー第3戦の全英オープンが開幕。
遼君が初めてタイガー・ウッズと同組で回り2アンダーの68をマーク。
71に終わった世界王者を3打上回った
ウッズは3度しか使わなかったドライバーを9度も使用。
日本人最年少の全英出場で持ち味の攻撃的ゴルフを見せて5バーディーを奪い
メジャー初の予選通過を視界にとらえた。
晴れやかな表情で遼君がウッズに歩み寄った。
2アンダーの68で終えた18番グリーン。
71だった世界王者に3打勝った。握手を交わす。
「100点はあげられないけど90点以上はあげていい。
ブッシュに入った時も最小限のロスで済んだしティーショットの大曲がりは
1度もなかったので回りやすかった」満足感にあふれていた
あこがれのヒーローとの初対決。
スタートは手足が震えた
「足もだけどティーの上にボールを乗せるときも手が震えて難しかった」
ドライバーではなくハウスキャディーのマッカランさんから手渡された3番アイアンを全力で振りきった。
球は右セミラフに入ったがパー発進
2番で2メートルを沈めてバーディーを先行させた。
「最初は緊張したけど1番のパー2番のバーディーが大きかった。
パットも最後までいいストロークができた」
無難な立ち上がりで平常心を取り戻した。
ゴルフを始めた6歳のころ一気に世界の頂点へと駆け上がったのがウッズだった。
97年マスターズ優勝後も攻めて勝ちまくる姿にあこがれた。
父勝美氏が録画したスイングのビデオも何度も見た
心のヒーローと世界最高峰の舞台で巡ってきた初マッチ。
13番後はウッズから歩み寄り「日本での優勝おめでとう」と祝福され、笑い合った
「すべてがかっこいい。それしか思わなかった」
スコアでは“勝利”したがゴルフは4日間勝負。
遼君には勝った自覚など少しもない。
「あらためて格が違うなと感じましたね。
今日はタイガーのティーショットが安定してなかったけどそれでも違うなと。
『今日のところはこんなとこだろ』って感じでやってる。余裕が違う」
控えめな言葉とは対照的にプレーでは攻める姿勢を示した。
深いラフやバンカーが待ち受けるリンクスに対し
ウッズは3度しか握らなかったドライバーを9度も握った。
「アグレッシブにいこうと」。
フェアウエーには1度も行かなかったが深いラフまで曲げたのは1度だけ。
奪ったバーディーも5個。
「今日は、ほとんどいいんじゃないですか」と納得した。
68は自身米ツアー初日ではベストスコア。
日本選手の全英の初日としては96年田中秀道らに次ぐ好スコアだ。
メジャー2戦目で初の予選通過が見えてきた。
「今日は風も吹いてないし吹いてからが全英。
明日もプレーのリズムを乱さずやれればチャンスはかなり高くなる」
ウッズとの同組も2日目は2度目。
スタートから平常心で初の決勝の舞台を狙っていく。
いや~これ読んで泣きそうになった
生遼君は見た限りではいつも同じ感じに落ち着いていたから
どれだけ緊張したのかと思うとグッときたな~
「(パット練習場で)時計が合っているのかなとか
いつティーグラウンドに行こうかとかソワソワしていた」
遼トーク一問一答
ウッズ同組の遼君に“完敗”
「すごく印象的だった。明らかに彼はこのコースの攻め方を知っている」と脱帽。
さらに「彼の未来は開けている。一生懸命努力すればそのうち彼のすばらしさを
世界が知ることになるだろう」と最上級の賛辞を贈った。
そして「(風の強いリンクスで)とんでもなく高いボールを打つねえ」
笑顔で付け加えた皮肉には王者のプライドが見え隠れした。
遼パパは辛口採点
「決して90点という点数ではない。あれだけドライバーを曲げて。
野球でいえばヒット3本で3点とったみたいなもの」。
ドライバーを使用した9ホールはすべてフェアウエーをキープできず。
アイアンでカバーした結果になったが本来のゴルフとは違う内容に不満顔
それでもタイガー・ウッズと同組に
「想像していたより疲れたと思う。
私たちが計り知れないくらい疲れたのでは」
今田プロ(1バーディー、5ボギーの74で120位)
「ショットが悪すぎて疲れた。パットは悪くないけれどバーディーを取るゴルフができていない。
ごまかしながらできるコースじゃない」
久保谷健一プロ(2位T)
「ラッキーなゴルフだった。計算通りに取ったバーディーは1個もない。
ショットがまるで当たらなかった。流れだけで何とかなった感じだった」
小田孔明プロ(140位)
「こんなスタート時間(午後4時21分)は味わったことがない。体が重く睡魔が来た。
悪かったドライバーの調子を戻して(第2日は)6アンダーで回る感じでやりたい」
近藤共弘プロ(68位)
「パットが全然駄目。ラインがうまく読めていない。
ショットはまあまあだけに、乗っていけないのが残念だ」
インタビューは15日の「報道ステーション」で流れましたがこちらはノーカット版です
全英に発つ前のインタビューです
(・・遼君 聞き手・・武内アナウンサー)
武内:今、頭の中では何が描かれていますか?
今、僕の頭の中はドライバーのスイングのことでいっぱいです。
全英オープンの出場が決まりましたけど、正直、そこまでイメージする余裕がない。
毎日、ゴルフの練習をするので精いっぱいです。
武内:1日何時間くらいゴルフのこと考えてますか。
アマチュアのときもプロになってからも変わりませんが
う~ん、4、5時間? いや、もっと考えてますかね。
練習しているときが一番集中してますけどオンとオフの切り替えはしっかりしている。
今まではたくさん考えてたかもしれないけどその分、練習のときの集中力と
その以外の部分でのオンとオフの切り替えがなかった。
オンのときもそこまでオンじゃなくてオフのときも時々ゴルフのこと考えてと微妙だった
最近はオンといったらオン。
オフといってもわざわざゴルフのことを頭から消そうというんじゃなく自然と頭から消えている。
●TVゲーム好き
武内:オフのときは、何をしていますか。
テレビゲームが好きなので家にいるときはゲームを夢中でやってます。
1時間超えると「ちょっとやりすぎかな」と思いますが何時間でもやってていいと言われたら
一日中やってるかもしれません。
武内:何のゲーム?
サッカーです。
小学校のときから好きで見るのも自分でやるのも大好きです。
武内:ゲーム以外は。
1人になるのが好きじゃないので妹の葉子とか弟の航と話すなどしてます。
弟もたまにゲームにつきあってくれます。
武内:家では怖いお兄さんだと聞きました。
最近はそんなことないと思いますよ。
妹も弟も小さい頃から口が達者な人間でして色んな言葉を知っているので
口げんかになるとイラっとしてぶったこととかはありますね。
武内:さわやかで礼儀正しい石川選手でもイラっとするんですね。
今はイラっとするのは一番一生懸命やっているゴルフに対することだけですね。
一番楽しい瞬間もゴルフでしか味わえないし自分に対してむかつくとか
悔しいという瞬間もゴルフを通じてしかないですね。
これだけ一生懸命やっているスポーツは人生のすべてのような感じがします。
武内:最近、涙したことは。
2月14日に中学2年、3年のときの担任だった先生が亡くなってしまって。
ノーザントラスト・オープンに出場するためアメリカに旅だったときに亡くなって
アメリカで友達からメールを受けて驚きました。
いきなり過ぎて最初は実感がわかなかったんですけど何日かして
寝る前に思い出していたら悲しくなりました。
ゴルフもすごく応援してくれていた。
全英行きを決めたミズノオープンよみうりクラシックの18番でバーディーパットと
決めたときは先生が見ていてくれたのかなと思いました。
応援してくれている人のために優勝できてよかったと思います。
●一番うれしいV
武内:ミズノオープンで涙を我慢できたのはなぜ?
う~ん、なんでですかね。
一番、泣いてもいい大会ではあった。
今までの優勝は最終日の最後の9ホールで自分のミスがなくて勝てた展開。
今回は優勝争いの中でOB2発という大きなミスをしてしまった。
今までは一度崩れるとズルズルいってしまったんですけどそれを乗り越えての優勝は
ジュニアの大会を含めてもなかった展開だった。
一番今まででうれしい優勝だったんですけど。
武内:いつも答えが的確ですが自分の思っていることを言葉にするって難しくありませんか。
そうですね。
聞かれたことに素直に答えているつもりですが。
両親の影響が大きいと思うので両親には感謝しています。
やはりゴルフの影響が大きい。
ゴルフはエチケット、マナーに始まりエチケット、マナーに終わると言われる。
小学生でゴルフを始めたときからそういうことを周りの人に教わりました。
周りも父と同じ世代の人たちばかりでしたし。
武内:そんな世界で17歳が戦うのは大変。
ゴルフの面でいえばものすごく厳しい世界。
でもあいさつや礼儀の面では同世代の友達の中でも勉強になる世界に僕はいると思う。
将来いろんな世界で通用する基本的な礼儀というのはゴルフから学べています。
武内:ゴルフのほかに興味のあることは。
僕はスポーツが心から大好きなんです。
最近トレーナーさんと話しているのはスカッシュをやりたいなって。
ゴルフは自分自身との戦いですけど相手があるスポーツをやりたいなと思ってます。
武内:気になっているニュースはありますか。
う~ん、北朝鮮がミサイルを撃ったっていうニュースは気になりました。
まだ大学に行くとか将来の進路は決まってませんが政治や経済は勉強していて楽しい。
ニュースを見ていても言葉が難しくて今の政治や経済の仕組みが分からないので、
もっと勉強してみたいという気持ちはあります。
武内:全英オープンの目標は。
すごく興奮していて毎日の練習に熱が入っている。
優勝した後の3週間後に全英オープンに出場できて自分以上に調子が良い選手が
いないんじゃないかと思うほど好調なんです。
だからできるだけアグレッシブに攻めて果敢にドライバーで打っていきたい。
失敗しても成功しても今の自分の実力を試されるという気持ちでやっていきたいです。
「本当に17歳?」改めて驚き
〈後記〉インタビューの後、石川選手の新たな一面を見ました。
それは練習ラウンドで一緒にプレーする妹さんと弟さんに対する「兄」としての姿でした。
「今のショット良いね」と12歳の葉子さんのプレーを褒めたり9歳の航さんが
次に使うクラブを気にかけたり。
今やその注目は日本を飛び出し世界に広がりつつある石川選手が「家族」という
最小のコミュニティーを当たり前のように大切にし常に周囲への礼儀と感謝を忘れない姿に
「本当に17歳?」と改めて驚かされました