上越高田に何がある?
なぜ?高田か?
上越市が気になった。そもそも始まりは何年も前に直江津の先にある松之山温泉の婿投げである。
婿投げとは?
こちらの地区に伝わる行事で村の娘をよその村男に嫁に取られた腹いせに婿を雪の中に投げた事が由来である。
当時、婿投げを見に行く為に直江津駅から先の信越本線の潟町駅近くに宿を取った。
JRの管轄は直江津まではJR西の管轄、直江津から先がJR東の管轄であった。
この日は大変な豪雪で直江津駅で電車は運休になった。直江津で西と東に会社が変わるため運休は何の連絡も無かった。
直江津駅に着いてから運休だと分かった。
えっえ〜〜!!ですよね。
何故それを会社間で連絡しないのか客の事を考えろよ、国鉄じゃないし、親方日の丸でもないだろう。
勿論、東は、ほくほく線経由で六日町や越後湯沢から上越線や新幹線に乗せる作戦であるだろう。
私の宿は潟町駅で信越本線なので、ほくほく線も使えない。
こんな事で、その日は直江津に初めて泊まった。
直江津駅近くの居酒屋に行く。
お客さんは他に1人だけ、その方も運休で直江津に泊まりここに来ている。
居酒屋は魚料理で凄く旨しだった。
その居酒屋は上越市では人気店の「軍ちゃん」であった。
翌朝ほくほく線で、まつだい駅まで行き路線バスに乗り継ぐ。
婿投げを見て、直江津まで戻るのだが、ほくほく線が除雪出来なくて途中で運転見合わせか運転休になる。
途中駅から代行バスを待つ。代行バスも遅れに遅れ直江津の宿に着いたの23時過ぎだった。
婿投げの行事は2組で90秒ぐらい。この90秒の為に、この日の所要時間は14時間30分もかかった。
しかし軍ちゃんが良かったので、その後何回か直江津店や高田店にも訪問した。
高田店の訪問で高田の街が分かり。
今日のトキめき鉄道の高田駅も分かった。
以前トキめき鉄道の二本木駅や高田駅を訪れた時に帰宅してから、あっ!高田は瞽女やったなと思った。
高田瞽女は曼陀羅に来てもらった月岡裕紀子さんの修行の地だ。
うーん、行けなかった。無念。
コロナ禍になりステイホームに自粛。断捨離もしたがネッショッピングもした。
トキ鉄の線路の石や緊急事態宣言解除Tシャツなるものも買った。
そうだ、トキ鉄と瞽女ミュージアムに行ったろう。
瞽女ミュージアム
一瞬ここが瞽女ミュージアムかと思った。商店?
中に入り町屋の建屋で土間がまた良い。
スタッフの女性は説明が上手で、映像による瞽女とは何か?言葉による説明が大変お上手である。
小上がりから上は入館料500円が必要ですが、スタッフの方の説明はそれに値し、また安いと思った。
大変感動した。
瞽女とは
瞽女は公的福祉のない時代の生きる道であった。
東京オリンピックによるTVの普及による娯楽の変革や公的福祉の確立により廃れていった。
映画 瞽女