こんにちは。
〜ピアノで心を育て、豊かな人生を〜
千葉県野田市の「せとピアノ教室」
講師の瀬戸喜美子です。
ご訪問ありがとうございます。
当教室は、千葉県庁認定【チーパス】協賛店舗のピアノ教室です。
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昨年に続き、新年初のコンサートは横山幸雄さんのピアノリサイタル。さいたま芸術劇場へ行ってきました。
昨年は満員御礼の客席でしたが、今回は密を避けてひと席空けての客席。
プログラムは、ショパンとシューマンとリスト。
三人の関係性、誰かが誰かに贈った曲を並べたそうです。
①ショパンがシューマンに贈った【バラード2番】
②ショパンがリストに贈った【エチュードOp.10】(ちなみにOp.25のエチュードはリストのパトロンに贈ったそう)
③シューマンがショパンに贈った【クライスレリアーナ】(この曲をもらったショパンが返礼として①のバラード2番をシューマンに贈った)
④リストがシューマンに贈った【ソナタロ短調】(シューマンがリストに贈った「幻想曲」の返礼として)
今回初めて生演奏で聴いたのが、最後のリストのソナタです。
古典派時代に大流行したソナタ。
ハイドンは60数曲
モーツァルトは20曲
ベートーヴェンは32曲
作っています。
その後、ロマン派時代になると、ソナタは影を潜めます。
リストはこの1曲しかソナタを作っていません。
しかも、3楽章形式ではなく、圧縮した1楽章形式です。
下はチョ・ソンジンの演奏動画です。(チョ・ソンジン:2015年、ショパン国際ピアノコンクールで優勝)
出だしがインパクトあり。
途中、今風の美しい和声の響き。
ラフマニノフっぽい?
力強くて美しい、30分の大曲です。
2021年(令和3年)、こんな素晴らしい音楽で幕を開けられて嬉しいです。
今年も音楽を力に変えて、がんばります!!