25期石神井バスケの広場

都立石神井高校バスケットボール部25期OBが開設したブログです。近況、思い出などを、お気軽にご投稿ください。

センタージャンプのフォーメーション 写真付き

2022-11-17 18:04:49 | 日記

●先日以下の記事を掲載しましたが、細田氏の中学時代の圧倒的なセンタージャンプの写真が発掘されましたで、掲載します。

ぼくら25期のチームには、センタージャンプからのフォーメーションがありました。そのフォーメーションを可能にしたのは、細田氏のセンタージャンプでした。どんなチームと戦っても、センタージャンプは、絶対に負けなかったからです。細田氏は176センチ程度で、対戦相手は当然180センチを超えるセンタージャンパーもいたわけですが、細田氏には抜群のジャンプ力があるだけでなく、相手も想像し得ない秘密がありました。手が長かったのです。普通身長と両手を広げた指先から指先までの長さは、ほぼ一致します。しかし細田氏は、身長よりも十数センチ、長かったのです。ですから細田氏は、手を伸ばすと、180センチ以上のプレイヤーと同じで、しかも抜群のジャンプ力ですから、センタージャンプで負けることがありません。それどころか圧倒的に勝って、バレーボールのスパイクのように、スバーンと大たたきして、ボールを遠くに弾き飛ばすことができたので、チーム一の俊足安本氏が、センタージャンプと同時に、わき目も降らず一目散にゴール方向にダッシュし、細田氏からのロングスパイクを受け、そのままフリーでランニングシュートというのが、ぼくらのフォーメーションでした。成功したときには、相手はあっけにとられ、ぼくらは愉快極まりありませんでした。


歴代の名シューター(私的シューター論)   25期男子バスケット部 細田 浩

2022-11-17 11:57:44 | 日記

25期 中川越の中学生時代のシュート 1969年

 

私的シューター論 ①    25期 男子バスケット部 細田浩

 

石神井バスケ部顧問、OB会長としてバスケット部を愛情を持って永く見てこられた故山下先輩を囲んだOB会の酒席は何時も楽しく愉快であった。お酒が進むにつれよく話題に上がったのは石神井バスケ部の歴代シューターでナンバーワンは誰かということだった。

 

あくまでも私の知る世代に限り、酒の席でのはなし。

ポイントゲッターではなくジャンプシューター。

大先輩の大塚氏、若杉氏、

直線的なシュートをどんな体勢でも決める24期沢氏、25期中川、サウスポーの27期伊藤氏、おそらく石神井バスケ部史上最多得点記録保持者29期角田氏、現顧問32期倉口氏、現高島高校顧問34期長尾氏、時代は上がって今も現役時と変わらないシュート力、オギ氏。

 

なかでも沢、中川はいつも話しの中心だった。

中川氏は天才的なジャンプシューターだった。そしてトリッキーなシュートも奇跡的に決めてしまうエース、キャプテン。

毎試合30点はスコアーしていたと思う。ほとんどがジャンプシュート。

スリーポイント制度が未だ無かった時代。

山下さんは、中川は天才的だけれど本当はとてつもない努力家なんだと思うヨと話されていた。

そう言えばと思い当たる節がある。チームメイトだった中学時の夏、ほとんど毎日あった練習前後に顧問に課せられた過大なシュートノルマを完遂した。日に何百本も入れることを自らに課し日々ゴールに向かっていた。そして高校時代の練習ノート。実践と反省の積み重ね。

ただシュートが大好きだっただけと彼は言うが。山下先輩の眼力もさすが。

 

彼に限らず名シューターは努力家ということ。

天才とは1%の才能と99%の努力。

 

もう一つ、シューターには絶対的条件があると私は思う。

それは強靭な精神力。

 

中、高、OB、社会人チームでひたすら幾多のシューターの外れボールを拾うリバンダーだった我が身が心底感じた事。

 

どのチームのエースシューターに共通していた。

ゴール下に度フリーのチームメイトがいても意に介さずシュートを放つ胆力。

 

この自己チュー的性格は努力で獲得するもの?才能?それとも生まれながらの?

 

若き競技者にどのよ伝えたら良いのか。


軽いボールと重いボールの不思議 25期男子バスケット部 中川 越

2022-11-17 11:05:23 | 日記

25期同期の細田氏は、26期の佐野氏のパスが少し不満でした。というのは、佐野氏のパスが、重かったからです。野球でもそうなのですが、人によって、キャッチボールをしたときなど、重い軽いの違いをはっきりと感じます。同じ重さのボールなのに、どういう理由によるのでしょうか。確かに佐野氏のパスは、半世紀前の記憶なりますが、重く感じました。回転数の問題でしょうか。回転数が多いと運動エネルギーが大きく、重く感じるのでしょうか。それとも、回転数が少ないと、落下の幅が大きく、重く感じるのでしょうか。シュートの場合、スナップがよく利いたノータッチのシュートは、ドスンと重く落ち、ネットを小気味よくはね上げました。ちなみに、細田氏、佐野氏、私らは、今も親交があり、しばしば楽しく語らい、お酒が進むと細田氏は、しばしば佐野氏に、「パス、重かったような」と笑いながら愚痴り、佐野氏も、「はい、よく注意されました」と、笑いながら応えます。


ぼくらの練習場 関公園の今 

2022-11-16 19:43:05 | 日記

ぼくら25期が2年生とき、体育館の改修工事が始まり、ぼくらは体育館どころから、野外のバスケットゴールさえないバスケット部になりました。練習は関公園での体力トレーニングが中心で、関公園から戻ってきて、運動場でツーメンパスをしたり、ゴールをイメージしてエアーシュートしたりしていました。その模様はいつか詳しくお話するとして、今日晩秋の関公園を訪れ、写真を撮ってきましたので、何枚かお目にかけることにします。こんなにきれいなのに、当時は自然に目が行くことはありませんでした。


センタージャンプからのフォーメーション

2022-11-16 19:23:55 | 日記

ぼくら25期のチームには、センタージャンプからのフォーメーションがありました。そのフォーメーションを可能にしたのは、細田氏のセンタージャンプでした。どんなチームと戦っても、センタージャンプは、絶対に負けなかったからです。細田氏は176センチ程度で、対戦相手は当然180センチを超えるセンタージャンパーもいたわけですが、細田氏には抜群のジャンプ力があるだけでなく、相手も想像し得ない秘密がありました。手が長かったのです。普通身長と両手を広げた指先から指先までの長さは、ほぼ一致します。しかし細田氏は、身長よりも十数センチ、長かったのです。ですから細田氏は、手を伸ばすと、180センチ以上のプレイヤーと同じで、しかも抜群のジャンプ力ですから、センタージャンプで負けることがありません。それどころか圧倒的に勝って、バレーボールのスパイクのように、スバーンと大たたきして、ボールを遠くに弾き飛ばすことができたので、チーム一の俊足安本氏が、センタージャンプと同時に、わき目も降らず一目散にゴール方向にダッシュし、細田氏からのロングスパイクを受け、そのままフリーでランニングシュートというのが、ぼくらのフォーメーションでした。成功したときには、相手はあっけにとられ、ぼくらは愉快極まりありませんでした。