Shell工房(スタッフブログ)

Shell工房は写本装飾好きのプチ職人7名のユニットです。波と砂に磨かれて輝く貝殻のように日々修行中!!

世界の写装から

2016-04-25 | 写本
【 Hildegard von Bingen その5】
なんでもできちゃうヒルデガルト・フォン・ビンゲンは女性版ダ・ヴィンチ!(シリーズ5までいっちゃった
今回は史上初の女流作曲家としての活躍にズームイン

セクエンツィア/天使の位階~ヒルデガルト・フォン・ビンゲン作品集

中世音楽はグレゴリオ聖歌が有名ですが、グレゴリオ聖歌も年代とともに形態が変わります。
グレゴリオ聖歌の歴史はトロープスやオルガヌムという合唱の技術が加わわったことで、さらに自由に奥深くなっていったそうです。
私は音楽に詳しくないのでトロープスやオルガヌムってよくわかりませんが、
とにかくヒルデガルトは、トロープスを導入してレゴリオ聖歌とは異なった聖歌を作ったとのです。

トロープス?(なんじゃ?)トロープスとは歌詞を長~く伸ばして華やかにな旋律で歌うことでこれをメリスマというらしいです。
演歌だったらこぶし
“よさぁ~~~く~、よぉ~~さく~~”(与作みたいな?)
聞いてみるとなぁるほど~~“いぃ~~ぃ~~ぃ~~”みたいな伸ばしが多いね

録音場所がベルギーの聖レミギウス教会なので、天まで通り響くかのような透き通る旋律はグレゴリアン・チャント ~グレゴリオ聖歌](シロス修道院合唱団)とはまた違った感じの安息な癒しです。
CDジャケットのイラストが曼荼羅を連想させますが、曲のなかでもなんとなく東洋っぽく感じたものもありました。

リラックス効果あり!マイナスイオンが降りそそぐような歌声です

***ickey**工房シスターズは明日、迪士尼海洋の聖堂へと参ります


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。