オールド・ポーイのパク・チャヌク監督の作品ですが、ミア・ワシコウスカの魅力と相まって雰囲気たっぷりのミステリアスな物語でした。急死した父の
葬式に不意に現れた叔父。母と娘のあいだに入り込む叔父。危うい雰囲気の三人の関係とミア・ワシコウスカ演じるインディアの繊細な内面。それらをパク・チャヌク監督は丹念な画面作りで
観せます。そしてプロローグにあるインディアのモノローグ。その意味はラストで明らかになる演出の良さ。叔父のなんとなく胡散臭い感じもチラッと見せる偏執的なところも
伏線としてとても上手いと感じます。二コール・キッドマンも確かな演技で魅せますしこのキャスティングはなかなかピタリとはまった良いものでした。
意味深なエピソードを見せながら少しずつ叔父の正体が明らかになり、つれてインディアの隠されていた内面が表層に現れてくるところはゾクッとする怖さを感じます。
もちろん叔父役のマシュー・グードの怪しい雰囲気の演技も光っていますが、いちばんはミア・ワシコウスカの魅力でしょう。あの無言で射るようなまなざしのアップの画面。
主人公と同化したように感じます。観終わった後少し疲れを感じるのはパク・チャヌク監督のあの雰囲気たっぷりの映像に酔ったということなんでしょう。
葬式に不意に現れた叔父。母と娘のあいだに入り込む叔父。危うい雰囲気の三人の関係とミア・ワシコウスカ演じるインディアの繊細な内面。それらをパク・チャヌク監督は丹念な画面作りで
観せます。そしてプロローグにあるインディアのモノローグ。その意味はラストで明らかになる演出の良さ。叔父のなんとなく胡散臭い感じもチラッと見せる偏執的なところも
伏線としてとても上手いと感じます。二コール・キッドマンも確かな演技で魅せますしこのキャスティングはなかなかピタリとはまった良いものでした。
意味深なエピソードを見せながら少しずつ叔父の正体が明らかになり、つれてインディアの隠されていた内面が表層に現れてくるところはゾクッとする怖さを感じます。
もちろん叔父役のマシュー・グードの怪しい雰囲気の演技も光っていますが、いちばんはミア・ワシコウスカの魅力でしょう。あの無言で射るようなまなざしのアップの画面。
主人公と同化したように感じます。観終わった後少し疲れを感じるのはパク・チャヌク監督のあの雰囲気たっぷりの映像に酔ったということなんでしょう。
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