Mのミステリー研究所

古今東西の面白いミステリーを紹介します。
まだ読んでいないアナタにとっておきの一冊をご紹介。

デジブック 『13日の日曜日。』

2014-04-13 17:55:05 | 日記
デジブック 『13日の日曜日。』
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『弁護側の証人』小泉喜美子のミステリ

2014-04-13 08:00:47 | ミステリ小説
この本はけっこう古い本です。しかし、ミステリが好きな人は誰もが知っている本です。
1963年に文藝春秋社から書き下ろしとして刊行されました。長い間絶版状態でしたがやがて1978年四月に集英社文庫として刊行されたものです。

ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子は両親を早く亡くしたった一人で生きていくために今の仕事をしている。1963年といえば昭和三十八年。この当事では
若い女一人で生きていくための仕事といえば限られていたでしょうからこの職業も仕方ないといえます。でも漣子は世間の偏見に負けない

しっかりとした考えを持った女性です。やがてショーを見に来ていた八島財閥の御曹司と恋に落ち結婚します。しかし、幸せは長くは続きません。
義父であり当主の矢島龍之助が何者かに殺害されます。目撃証言とアリバイ。裁判で死刑が下されますが上告して新たに採用された

弁護側の証人とは・・・。そんなスリリングな展開に増して最後に待っているドンデン返し。きっと誰もが騙されることでしょう。
今読んでみても十分その計算されたミステリとしての面白さは変わりません。
この本はきっとミステリ愛読者に大切にされずっと残っていく作品であろうと思います。もし未読の方がおられたら一読をおススメします。

           
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ゴジラ

2014-04-07 12:07:59 | 日記
YouTubeで公開されている『ゴジラ』の新作のトレイラーがすごいです。前の作品はゴジラがどう見ても恐竜みたいで
本家本元の東宝映画の「ゴジラ」とは大きくイメージがかけ離れたものでしたが、さて今回の『ゴジラ』はどうなんでしょうか。ハリウッド版3D超大作『ゴジラ』は
全米5月16日公開だそうです。日本公開が待ちどうしいですが楽しみにしています。まだご覧になっていない方にYouTubeのURLを。

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『アリス殺し』小林泰三のミステリ

2014-04-06 07:24:36 | ミステリ小説
大学院生の栗栖川亜理(くりすがわあり)は最近不思議の国に迷い込んだ夢ばかり見る。
ハンプティ・ダンプティが墜落死した夢を見たあと大学に行ってみると、キャンパスの屋上から玉子という綽名の博士研究員が墜落死を遂げていた。
不思議な国の人物とこっちの世界の人物はリンクしているらしい。そして不思議の国の死と現実の死は繋がっているようだ。
三月兎と頭のおかしい帽子屋が犯人さがしに乗り出した。思わぬ展開からアリスは不思議の国で最重要容疑者にされてしまう。
同じ夢を見ていると分かった同学年の井森とともにアリスは事件を調べ始めるが、今度はグリフォンが生牡蠣を喉に詰まらせて
窒息死した。現実でも牡蠣を食べた教授が急死する。アリスは事件を解決して自分の身を守ることが出来るだろうか・・・。

そんな物語ですが、世界感に合わせてほとんど会話だけで物語が進行します。三月兎、頭のおかしい帽子屋、メアリーアン、ドードー、公爵婦人
彼らが入り乱れて会話をします。でも、最後まで読んで気がつきます。みんな作者の計算です。伏線も巧妙に隠されています。
ですから最後に真相が明らかになった時に「!?」となってしまうのです。背景は特殊な世界を設けていますが中身は本格ミステリです。
読み終わった後すっかり作者に騙されていたことに満足します。
蛇足ですが、コバヤシタイゾウだと思っていたらコバヤシヤスミだそうです。これもミスリードなんでしょうか??

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デジブック 『三人の日の公園風景』

2014-04-05 19:43:55 | 日記
デジブック 『三人の日の公園風景』
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