渋いっ!僕らのTokyo Jazz Cruising♪~今夜も出航!~

Live cafe & bar 池袋Apple Jump(アップルジャンプ)店主の日誌

本年最後の Apple Jump 写真館

2009年12月30日 | Apple Jump ライブ報告&諸々
12/24のクリスマス・イブから始まった、Apple Jump本年最後の5日間連続のライブをご紹介します。



12/24(木) 松本茜カルテット~クリスマス・イブ・スペシャルライブ~
松本茜(piano)、生沼邦夫(b)、正清泉(ds) ゲスト:太田剣(as)
茜ちゃんとイブを過ごそう!ということで、この日は熱心なファンで埋め尽くされました。
1月にはニューアルバム「PLAYING NEW YORK」がリリースされます。
松本茜の次回は、2/27(土)にトリオで出演いたします。


Apple Jumpの常連さんには、このシルエットを見ただけで直ぐ判りますね。手前味噌ですが、有能なスタッフのMakiです。
優秀なスタッフに恵まれていることが、今年スタートしたApple Jumpが、無事に年を越すことが出来た、一番の理由です。


12/25(金) maiko(violin)、太宰百合 (piano)
本年3度目となる当店のライブ。当店の空間にも慣れてきたようで、とても気持ちよさそうに演奏されていました。バイオリンによるクリスマスナンバーは、とても心地よく胸に響きました。勿論おはこの「リベルタンゴ」「モーションブルー」も披露されました。
maikoの次回は、2/5(金)にトリオ(宮野弘紀(g)、進藤陽悟(p))で出演いたします。



12/26(土)遠藤雅美(vocal)、宮野寛子(piano)
オープンした3月から、出演していただいている遠藤雅美。トムウェイツの「オール'55」は、当店のテーマ曲のようになって来ました。遠藤の透明感のある歌声と、だみ声が特徴のトムウェイツのナンバーとの一見ミスマッチしているところが逆に面白いです。本日の一番は「虹の彼方に」でした。
遠藤雅美の次回は、2/12(金)に宮野寛子とDUOでお届けします。
また、宮野寛子は、1/16(土)に、トリオ初登場となります。
前回出演された時、Apple Jumpでは、とても気持ちよくピアノが弾けます!といった演奏後の雑談からこのトリオによるリーダーライブが実現しました。


12/27(日)米田真希子(vo, piano, samba dance)、グスターボ・アナクレート(sax,flute)、佐藤慎一(b)、吉田和雄(ds)
米田真希子とグスターボ・アナクレートのDUO BRASILの初登場のライブは、ブラジル系名ドラマー吉田和雄が加わったフルメンバーによる楽しいライブでした。
ブラジル風ライブスタイルなのでしょうか、ステージと客席が一体となって、会場全体がこのワクワクするようなフレーボのリズムと歌声を堪能されておりました。
グスターボ・アナクレートのアルトサックスのサブトーンがまた美しい!


12/28(月)山崎史子(vib)、今野勝晴 (piano)
本年最後のライブは、当店初登場のビブラホン奏者山崎史子のDUOでした。

ビブラホン奏者とピアニストのDUOといえば、なんと言ってもチックコリア&ゲイリーバートンのコンビですね。

このチュリッヒでの1979年のライブ盤は本当に素晴らしいです。特にチックコリアの稀代の名曲「Bud Powell」の演奏は、何回聞いても飽きません。

この日のライブでも素晴らしい「Bud Powell」が演奏されました。今野勝晴とのコンビネーションも抜群です。アンコールは、これまたチックコリアの「Spain」。

このようなハイレベル且つ高密度のライブで、本年のライブを締めくくることが出来て大変光栄です。


さて、当ブログも本年最後の更新となりました。
今年は、3月に念願のApple Jumpの創業があり、個人的には激動の年になりました。
多くの方から“こんな経済状況の時期になぜ!”といった言葉をいただきました。確かにノウハウや実績のある一般の飲食店でさえ厳しい時期に、この複雑怪奇でとてもデリケートなライブバーという業態を、私のような全くの門外漢が運営するには、超えなくてはならないハードルが山ほどありました。
そんな中で、何とか年を越すことが出来たのは、優秀なスタッフ、ミュージシャン等による甚大なるご協力、それから勿論、たくさんの素晴らしいお客様に恵まれたおかげ、と心から感謝しております。

2009年のキーワードは「Change」でした。公私共に激動の年。
来年は、この「Change」の後に「HOPE」が見える年になるといいですね。
ということで、最後に年末に相応しいジャズのスタンダードナンバーの歌詞をご紹介します。
(一応ジャズバーのマスターなので、、ほんの少しロマンティックに。。)

「虹の彼方に/OVER THE RAINBOW」から抜粋(E.Y.Harburg - Harold Arlen)

♪虹の向こう側のどこか高い空の上に
♪いつか子守歌で聞いた国がある
♪虹の向こう側の空は真っ青で
♪そこでは、どんな夢もかなえられる

♪幸せの小さな青い鳥たちが
♪虹を超えて飛んで行けるのなら
♪私にだって出来ないはずはない!

最後までお付き合い有難うございました。

2010年、Apple Jumpでお会いすることを楽しみにしております。

それでは、良いお年を!
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