やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

「見てたな!!」   やれこら やれこら

2015-01-13 07:01:41 | 今日のやれこら
”困ったなぁ,出ないものは仕方ないし”
“「マルチ」もして植えたのになぁ”   ※マルチ=黒いビニールの覆い
そら豆です。
植えるのが遅すぎたと心配していた,先祖伝来のそら豆です。
11月末には,最初の芽を出したんです。 ※2014.12.1.「タヌキが,しっぽを・・・」
困ったのは,芽を出すそら豆がそれ以後無いからなんです。

“半分ないなぁー,”
芽を出して10cm程になったそら豆の苗を数えてみます。
芽を出す予定だったそら豆は,100株近くのはずです。
31,32,・・・40,41かぁ。
今,芽を出しているのはそのうちの半分にも満たない数です。

植えたのは私では有りません。
「どのくらいの深さにする?」
『種が隠れるほどで良いよ』
「どっちを上にする?」
『お歯黒を下に向けるという人も有るし,上に向けるという人も有るし』
『適当で良いよ,毎年それでやって芽が出たんだから』
私が監督指導して,百姓仕事の“下働き”が植えたんです。
植え方が,悪かったとは言えません。

“あっ,そういう事もあるんだ・・・,まさかカラスがそら豆まで”
「植えたそら豆の種をカラスに掘り返され,食べられた」誰かのホームページで見つけます。
暇にまかせて,そら豆についてネット検索してみたんです。

“そういえばなぁー”
畑仕事を始めると,この辺りを縄張りにするカラスが近くの電線に止まります。
私が畑から離れると,舞い降りてくることが有るんです。
掘り返された土から出てくるミミズや昆虫を狙っているんです。

芽を出さないそら豆がカラスに食べられたのなら,当然種は残っていないはずです。
早速植えた場所を,掘り返してみます。
やっぱり,有りません。
種の残骸も残っていません。

狭い畑で二人,「ああだ,こうだ」とやっていたんです。
目ざといカラスが,見逃すわけは有りません。
“見てたな!!”

カラスもいくらかは残してくれました。
何とか,大事に育てれば今年も収穫できそうです。
かろうじて,先祖伝来は守られそうです。
                やれこら やれこら
コメント
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