やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

”あんたもどうだい,美味しいよ” やれこら やれこら

2015-01-24 07:54:24 | 今日のやれこら
例年通り,今冬もメジロ達が姿を見せてくれました。
最初は群れで我が家の庭を訪れていましたが,その内群れではなくなりました。
直ぐに,縄張りは決まったようです。
植木に吊るしたミカンを突っつきに来るのは,「いつもの二羽?」です。
「いつもの二羽?」と言っても,メジロの面相が分かる訳では有りません。
眺めていると「雰囲気」で,「いつもの二羽?」かなと思えるんです。
ペアのようですが,どちらが雄で,どちらが雌なのかも分かりません。
ただ,体の大きさに少し違いが有ります。

今日も,新しいミカンを松の枝に吊るしてやります。
「チィ,チィ,チィ,チィ,チィ」
“来た,来た,来た”
聞こえてくるのは,金木犀の茂った枝の中からです。
メジロは臆病です。
金木犀の葉っぱは形がメジロによく似ています,姿を隠すのには絶好のようです。
鳴いているのは「いつもの二羽?」のうち,どちらかは分かりません。
分かりませんが,気持ちよい鳴き声を響かせます。

メジロは,金木犀から直ぐにミカンには来ません。
僅かの距離ですが,慎重です。
先ず,柘植の中に身を隠します。
次に,葉を落としたニオイミズキの枝で辺りを見回します。
それからやっと,ミカンに飛び付くんです。

ペアでも生存競争は厳しいようです。
気に入ったミカンの選択権は,体の大きい方に有るようです。
突っついたミカンが気に入らなければ,「交代,交代」です。
小っさい方は,“渋々?”従います。

“ああ,あの鳥は安心なんだ”
いつもは,ヒヨドリに怯えてキョロキョロしているメジロです。
ですが,側のニオイミズキに留まった白っぽい小鳥を警戒しているようには見えません。
“あんたもどうだい,美味しいよ”といった風情です。
安心しきって,ミカンを突っついています。
                     やれこら やれこら
「鳥類デジタル図鑑」によると側に留まったのは,「エナガ」の様です。