「チィ,チィ,チィ,チィ,・・・・・・」
メジロが,金木犀の葉っぱの中でさえずっています。
“こう寒くてはエサ探しも大変だぁ,そろそろ歓迎してやるか”
ミカンをごちそうする事にしたんです。
この時期恒例です。
餌をやりたいのは,メジロです。
ですが,周りを飛び回るヒヨドリもミカンが大好物です。
“ミカンは贅沢だ,畑の隅に生っている夏みかんでよかろう,色も形も似てるし”
夏みかんを枝に刺してやったことが有るんです。
ヒヨドリが一口ツッついて,頭を左右に振ります。
庭に置いた臼の水を見つけて,慌てて飲みに行ったんです。
酸っぱかったようです。
“へぇー,人間も鳥も一緒だ,まずいものを口にしたらまず水だ”
以後,ヒヨドリもメジロも夏みかんには一切口を出さなかったんです。
“おっ,危ない!”
去年の事です。
葉を落とした欅の枝に,ミカンを刺してやりました。
早速見つけたメジロが,ツッつきに来ます。
そこへ,猛スピードでヒヨドリが突っ込んできます。
メジロは,すんでの所で身を交わしたんです。
という事で,今年はメジロの“身の安全”を考えて工夫をしました。
針金の先にミカンを刺しこんで,その針金を松の木に吊るします。
吊るしておいても,体の小さいメジロは,ミカンに乗ってツッつくことができます。
ヒヨドリが,下の枝に乗ってツッつこうとしても松の葉は尖っています。
“ヒヨドリはきっと嫌がるはず”
思い付きは,正解です。
一口食べては辺りを警戒し,メジロはミカンに乗ってツッついています。
今日のメジロは,贅沢です。
ミカンは“島”で貰ったブランドものです。
「メジロばっかり」と,ヒヨドリが“ひがん”でもいけません。
ヒヨドリがツッつける山茶花にも,ミカンを二つ用意してやってます。
やれこら やれこら
メジロが,金木犀の葉っぱの中でさえずっています。
“こう寒くてはエサ探しも大変だぁ,そろそろ歓迎してやるか”
ミカンをごちそうする事にしたんです。
この時期恒例です。
餌をやりたいのは,メジロです。
ですが,周りを飛び回るヒヨドリもミカンが大好物です。
“ミカンは贅沢だ,畑の隅に生っている夏みかんでよかろう,色も形も似てるし”
夏みかんを枝に刺してやったことが有るんです。
ヒヨドリが一口ツッついて,頭を左右に振ります。
庭に置いた臼の水を見つけて,慌てて飲みに行ったんです。
酸っぱかったようです。
“へぇー,人間も鳥も一緒だ,まずいものを口にしたらまず水だ”
以後,ヒヨドリもメジロも夏みかんには一切口を出さなかったんです。
“おっ,危ない!”
去年の事です。
葉を落とした欅の枝に,ミカンを刺してやりました。
早速見つけたメジロが,ツッつきに来ます。
そこへ,猛スピードでヒヨドリが突っ込んできます。
メジロは,すんでの所で身を交わしたんです。
という事で,今年はメジロの“身の安全”を考えて工夫をしました。
針金の先にミカンを刺しこんで,その針金を松の木に吊るします。
吊るしておいても,体の小さいメジロは,ミカンに乗ってツッつくことができます。
ヒヨドリが,下の枝に乗ってツッつこうとしても松の葉は尖っています。
“ヒヨドリはきっと嫌がるはず”
思い付きは,正解です。
一口食べては辺りを警戒し,メジロはミカンに乗ってツッついています。
今日のメジロは,贅沢です。
ミカンは“島”で貰ったブランドものです。
「メジロばっかり」と,ヒヨドリが“ひがん”でもいけません。
ヒヨドリがツッつける山茶花にも,ミカンを二つ用意してやってます。
やれこら やれこら