新開昌彦オフィシャルブログ

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朝10分読書運動で学校を変えよう!

2006年12月14日 11時19分20秒 | まさひこ日記
12月14日、12月議会で一般質問。

②朝10分読書運動で学校を変えよう!
筑前町の中学で起こった、いじめ自殺という傷ましい事件がこの福岡県から起き、全国に同様の事件が拡大してしまった。
何か有効な手立てはないかと考えていたときに全国で実施されている。朝の10分間読書運動を紹介しました。3年間続けるといじめや不登校がなくなるという運動です。
 
 私は、大阪高等学校全寮歌の「嗚呼 黎明は近づけり」という歌の三番に「君が憂いに我は泣き 我が喜びに君は舞う」という歌詞を通して、友達の悲しみを我が悲しみとして泣ける。友達の喜びを自分のこととして喜べる心は、今の子ども達も持っているはずです。それを引出すことが教育の役割だと教育長に迫りました。
 そして教育長に、福岡県を日本一落ち着いた、思いやりのある、読書大好きな子どもたちに育てたいと思いませんか。と訴えました。

 教育長は、福岡県下で朝10分読書運動が、完全実施できるよう取り組むと答弁しました。

朝10分読書運動とは・・・。
 この運動は、今までの教師が教えるという教育とは異なり、動機性つまり児童、生徒みずからが学ぶということに主眼を置いた運動であります。
 この運動には、四つのテーマがあります。一、好きな本を、二、毎日十分間、三、みんなで、四、ただ読むだけ、であります。
 児童生徒が好きな本を選択する、これが自ら学ぼうとする動機性であります。毎日十分ですが、年間で四十時間になります。みんなで一斉に読むことで児童生徒に本の話題が生まれます。さらに、ただ読むだけですから、感想文などを書かせない、教える教育から学ぶ教育となる、というものであります。
 なぜ全国で実施することになったのか、理由は簡単です。三年間実施すると学校が変わってくるからです。どう変わるのか。いじめが少なくなった、不登校がなくなった、心の教育になった、国語の点数がよくなった、読解力が上がった、等々であります。
 私が着目しているのは、たった十分の読書を継続することが、いじめや不登校、学級崩壊をなくすことができるという事実であります。


 朝、校長先生も、職員室でも一斉に10分間読書をすれば、学校がシーンと静まります。落ち着きを取り戻すことができるのであります。
 だから、ウチのクラスだけはしないというのは許されません。学校が団結しないと成果が出ない運動なのです。しかし、実施できれば、すごい成果が生まれます。

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