視察のご報告。私は、同僚の浜達也、高橋雅成、大城節子議員と、筑紫野市にある県立福岡高等盲学校、福岡盲学校、小郡養護学校を視察しました。
福岡盲学校の図書館では、専任の司書が、22グループ、600名近くのボランティアに支えられながら目の不自由な子ども達のために本を点訳、朗読、拡大にと一冊一冊、心を込めて仕事をされていました。
私達が説明を受けていた時に弱視の男児が図書館に走ってきました。司書の方に「先生、時間がきたら教えてね。それまでパソコン使わしてね」と元気いっぱいでした。
私達の説明にも、司書の方は、子ども達の名前を挙げて答えてくれました。「一人一人の個性に応じた本の選定を行っています。子供たちの目覚しい能力の発育には驚かされます。」と答える笑顔が輝やいていました。
一方、養護学校の方では、山地新太郎校長が、「本を読んで理解できるのは全校生徒の19%。図書館よりも視聴覚教室の充実が大切」などと説明をうけました。
※関連記事:公明党福岡県議団 新着情報
盲・養護学校を視察、図書館の活用状況など調査