宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

チュー太郎再開

2005年04月30日 08時58分14秒 | チュー太郎のこと
気持ちのいい朝だ。

薫風という言葉や、童謡の「こいのぼり」?を思い出す。

週に3日、牛乳配達をしている。
小学校3年生のころから、途中この地を離れた5年間を
除けば、ずっと続けてきた。

向こうでは新聞配達だった(笑)

週3日になったのも、ここ何年かのことで、以前は毎日
のことだった。

昔はどこもそうだったように、我が家もよく家業の手伝い
をさせられた。
牛乳配達もそのひとつである。

小学生の頃、同級生のある女子の家もお得意さんだった。
その子曰く、「河端くんが牛乳を置く音で目が覚めるんよ。」
なんとなく、気恥ずかしい思いをしたものだ。

また、珍しく大雪の日には自転車を押して歩かねばならず、
登校するのに遅刻したこともあった。
このときは流石に情けなく、悔しい思いを噛みしめながら、
「ボクって健気やなあ。」などど思っていたのだから、
案外芯の部分ではケロっとしていたのかも知れない。

多分私はかなり「不真面目」なのだということに最近ようやく
気づきはじめている。

いや、そういうことではなくて、その牛乳配達という単調な
業務をこなすときは大抵何か考えている。
大体が「妄想」が多いのだが、たまには実践的なことも
考える。

そこで出たこの日の結論が、「チュー太郎再開」である。
もうここ何年も臨時休業が続いている。

ちゃんと営業していた頃にはさほど苦痛ではなかったのだが、
夜を普通に過ごすことに慣れきってしまった今では、
「なんであんなことが出来とったんやろ?」てな感覚なのである。

でも、「生涯現役」でありたかった筈だ。
70歳のバーテンダーを目標にしていた筈だ。

てなわけで、重い腰を上げる決心をした。
物置状態になっている店内を片づけて、メニューを作り直して、
片肺になっている30年物のアンプを入れ替えて、
ボトルを全部拭いて整理して、グラスを洗って、
やることは山テンコある。

勿論、昼間の本業以外の時間帯にそれらをこなすわけだから
当面はハードワークになる覚悟を持たねばなるまい。
定休日だからといって、風呂に浸かって酒を呑んでる時間は
おあずけである。

さて、「先延ばしにする性格」だから、期限を決めないと
いつになるやら。

5/19には再開する!

なんで?
その日が私の誕生日だから。
我ながら安易な設定やなあ・・・

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2 コメント

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雨ですね。 ()
2005-05-01 16:52:31
70歳のバーテンダー目指して、ぼちぼち頑張ってくださいね。

今日は生憎の天気ですが、季節の変わり目ですし無理しないでぼちぼちやってくださいね。
返信する
明日は回復するらしい (チュー)
2005-05-01 18:47:55


ありがとう。



うん、

ボチボチ再生させて行きます。



自分の再生が一番手間がかかるかなあ(笑)
返信する

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