第3シリーズ『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜』がオモロイ。
プロ球団加入時の楽天の如く、明らかに後塵を拝してきたテレビ東京が、他の大手キー局をおちょくってる感じがグー。
確信犯的自虐スタンスが受ける。
でもって、やたら色んな俳優が出てくるのが凄い。
そのほとんどが顔出し程度だから、ギャラは安いに違いない。
でも、あれだけの顔ぶれを集めるのには、かなりの執念が必要なのでは?
同日、引き続いてあるのが「ゲキカラドウ」。
そこに登場する店は多分、実在するもの。
ホレ、「孤独のグルメ」のように。
これも、激辛料理の深淵に人生が垣間見える的な悪乗りコジツケ&開き直りの精神が透けて見えるようで、如何にもテレ東らしい。
あの、ちょっとポッチャリ目の俳優(森田甘路)さんて、「モテキ」で森山未來の若い頃を演じてた人だよねえ。
最近、ぽつぽつ見掛ける。
そも、私が東京で暮らしてた40年余り前の「テレビ東京」は、「東京12チャンネル」という東京ローカルだった。
他局が横並びで取り上げる事件や事故には一切関知せず、フツーにアニメを流すような体質の弱小テレビ局。
その個性がどんどん良い方向に発展して、経済番組、ドキュメンタリー、そして低予算で作るドラマに突出したものがどんどん出始めた。
前出の「モテキ」も、10年前のテレ東の作品。
当時の私は、それをどうしても観たくて、DVDで全話観たくらい。
結局、私が今一等注目しているテレビ局がテレ東なんである。
ただ悲しい哉、全国ネットではない為、なかなか気楽に観られず、他系列の地方局が買って流すものに甘んじるしか無かった。
それがここ最近、「BSテレ東」のお陰で、この田舎でも観られるようになった。
勿論、地上波での放送を終えたものを順繰りに流す訳だから、所謂ワンクール分遅れてやってくるんだけど、それでも有難い。
なので、私が番組表を確認する局は、NHKの四つのチャンネルに次いで五番目の位置づけにある。
どうぞ、これからも開き直りの個性溢れる作り手であってください、テレビ東京さん。
そして、出来れば、当地愛媛にも系列局を作って欲しいなぁ・・・
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