そして、昨晩、シュンはこう書き殴った。
僕は本を読みながら、半分、或る人のことを考えている。
やがて、本の内容が消えて、全てがそちらに移る。
随分前のその人との記憶。
しかし、このテーブルはそれ以前から存在したし、今流れている唄はそれよりずっと前のもの。
一体、存在ってなんなんだろう?
記憶ってなんなんだろう?
それは詰まるところ、それらは全て【僕】というなにかの中のもの。
その【僕】というものは、なんなのか?
それが解れば、其の人に対する想いも解決するのだろうか?
若しくは、全てが幻なのか?
まだまだ答えは出ない。
それを求める為にこの人生はあるのかも知れない・・・
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