宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

ライスカレー

2022-01-31 13:47:55 | 食のこと




 昔ありましたよね、ドラマでライスカレーってのが。
脚本・倉本聰、主演・時任三郎の懐かしいドラマ。
毎回、楽しみに観てました。


ライスカレー最終回 6/6





 いや、けふはそういう事ではなく、モノホンのライスカレーについてです。
以前も書いたかも知れないけど、料理の最終処分場がカレーなんです、私のバヤイ。
鍋や煮込みの残り汁は色んな旨味が凝縮してるので、捨てるには勿体ない。
とは言え、そのままじゃ、若干気持ち悪い。
そういう時は、カレーのルウをぶちこめば、難なくカレーソースになるんです。
最近、そのカレーソースを捕まえてルウとノタマウ向きがありますが、ルウとは、それ以前の固形だしのことですから。
お間違いなきよう。

その最終カレーソースですが、今のそれは、湯豆腐や豚肉を煮込んだ残りも入ってるのでいりこのかけらが若干歯触りが悪いんです。
そして、もっと気がかりなのは、古い豚肉の記憶。


 これから先は、ここだけのハナシです。
他言無用でお願いします(だったらここに書くなよ)。

ワタクシメ、一日の食事が夕食一食で、それも毎夜湯豆腐ばかり食ってたせいで、冷蔵内の食材の管理が疎かになってました。
そして、先日見つけてしまったんです、豚肉のパック。
その存在が既に記憶にない私は、瞬間『しもた』と思いました。
見れば、変色しかかってます。
そして、賞味期限を8日過ぎています。
普通に考えれば、もう完全にアウトです。
でもね、色が『まだこたないよ』と言ってるようにも思えて、そっと臭いを嗅いでみると、ヤバい寸前で止まってるようなんです。
勿論、そんな気がするだけです。
でも『試してみる価値はある』と。

 そいう時の緊急避難的措置はこうです。
まず、しっかり水洗いした後、塩で揉む、最後に日本酒に漬け込んで半日寝かせる。
その後、最終処理場へ。


 でもね、基本的に湯豆腐が食いたいのですから、なかなかライスカレーを、という訳にはならない訳です。
な訳で毎日火だけは通しておいて、湯豆腐を食う。

しかし、『いつまでそんな不毛な事を繰り返しとんじゃい、オマエ』という訳で、昨晩食いました。
勿論、件(くだん)の豚肉は溶けてしまってます。


 で、お味は?
モウマンタイ!

牛すじの煮込みなんぞもベースの一部になってますから、若干塩気が勝ち気味ですが。
それと、前述の通り、いりこのかけらが気にならなくはありませんが。

 多分、修正は可能です。
塩気を薄める為に水を加え、薄まる分、だしを追加します。
そして、最後の切り札はカレー粉です。
カレールウにはだし成分もありますから、ここは、辛み&風味付けの為のカレー粉がいいんです。

 こうして、あと2~3日はライスカレーが続きます。
問題?
ありません。
昨晩食って、今14時前、腹痛も下痢もしておりません。
勿論、おすすめはしませんし、自慢できるハナシでもありませんけど。

 しかし、はよ、湯豆腐が食いたい・・・・















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