私の乏しい記憶に依れば、山田風太郎といえば「なんとか忍法帖」シリーズを始めとした娯楽小説作家ですが、この内容がとても良かったので、NHKの「朗読」という番組からダウンロードしました。
その時間は3時間。
アップするのにとても時間が掛かりました。
でも実はこれ、90分の朗読の全く同じものが2本入っています。
どうやら、ムービーメーカーの設定時にポカをやったようです。
でもまあ、やり直す気力はないので、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ではなく、「大は小を兼ねる」ということにします。
朗読は俳優の中原丈雄さん。
敢えて軽い読み方をして、山田風太郎の軽妙洒脱な風合いを表現しています。
いい感じです。
しかし、調べてみれば、彼(山田風太郎故人であるし、作家ですので敬称略)は晩年こうした随筆を多く書いているんですね。
それがどれも素晴らしいようです。
それは、この随筆を聴くだけで、容易に想像できます。
いずれまたこれらも読んでみたく思いますが、なにせ、「読むべき本」の長い行列の後の後ですから、生きてる間にその順番が巡ってくるかどうか・・・
ともあれ、まずはこれ、ナイトキャップに如何でしょう
朗読特集 山田風太郎「あと千回の晩飯」(1)【作】山田風太郎【朗読】中原丈雄
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