宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

頭が良くなる薬

2007-04-22 11:38:23 | 徒然
そんなんある訳ないやん。
そりゃそうですよね。

ちょっと掴みを期待する大仰なタイトル。
まあ、ビジネス本のタイトルで、まず手に取って貰う為の手法と似たようなものです。


では、本当のところはどうなのか。

私はもうすぐ51才になるピーターパンシンドロームの中年男です。
もう10年ほど前から、段々自分が「馬鹿」になっていくのを自覚してきました。
例えば、ある目的を持って二階へ上がったのに、そこに着いた途端、「はて、何をするために上がってきたんだろう?」なんてことが頻繁に起こり始めます。
最近では全然違う種類の鍵を鍵穴に刺そうととして、はっとしたりすることもしばしば。
当然のこと、歌手や俳優の名前なんぞいくらうんうん唸ったって思い出せません。
朝しようと思っていた用事をすっかり忘れて、1週間後に思い出したりすることも。

それが、最近なんだか凄く調子がいいのです。
ルートで仕事が出来るようになったんです。
若い頃はそんなの当たり前でした。

例えば、あるお宅に配達にいかなければならないとしましょう。
すると、その方向での複数の関連業務を瞬時に思い浮かべて頭の中でルート作りをする。
昔はそんなの朝飯前でこなしていました。
ところが昨今は、それがきちんと整理出来ない、忘れる、で、結局同じ方向に何度も走るという、誠に非効率な仕事ぶりに陥っていた訳です。

それがこの生薬のお陰で、以前のようにテキパキ効率よく仕事がこなせるようになったのです。

結果として、「頭が良くなった」と思う訳です。
単細胞故、ひょっとすると、それは単なるプラシーボ効果かも知れません。

でも、仮にそうであったとしても、結果として仕事の効率が上がり、やる気が漲ってくれば、結果オーライやん!てのが、私の最大の長所なのです。

では、これは「頭が良い」ということなのでしょうか?
いえいえ、私は、「心が良い」と解釈しております・・・







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