
箱根の関所改めを無事に通過した白爺たちは、箱根の険を下りて三島宿に入り、最近開店した「フルーツランド」に立ち寄って昼食を食べました。
昼食後は伊豆畑毛温泉の定宿「大仙家」に直行です。
立ち達磨が、何時もと変わらない姿で出迎えてくれました。
この温泉に来ると我が家に帰ったような安心感を覚えます。
ホテルの人に聞いてみると、宿泊客の平均年齢は60歳だそうです。
お年寄り愛用の温泉のようですが、若い人も最近は多く見受けられるようになりました。
フロントの廊下は、何時見てもピカピカに光っています。
土足で歩くのは気が引けますねー。
前にも紹介しましたが、このホテルには、
大仙湯(泉質ナトリウム硫酸塩温35度)と韮山湯(アルカリ性単純温泉32~35度)
の2温泉が使われているそうです。
温い湯ぶねには、30分入湯すると効果があると書かれていて、風呂の中で読むようにビニールで作られた文庫本が置かれています。
白爺は夢現の状態で20分ぐらい寝そべってきました。
白爺たちは定連客なので、ホテルでは洋間と和室の二部屋を連結してくれました。
お蔭で親子混在した一夜を楽しんできました。
庭の池には水草が繁茂していて、沢山いる鯉の姿は見ることが出来ませんでした。
ホタルがいるといわれる庭の小川も変わりなく流れていました。
ホタルを見る時間はカラオケをしている白爺は、今まで見たことがありません。
楽しい夕食になりました。
このホテルの夕食は京風の懐石料理で、器も印象に残るものを使用しています。
高齢者は硬いものを食べるのに苦労するので、それを考えた料理を作ってくれていると感じてきました。
夕食のメニューです。
台の物の牛肉は印象に残る味でした。
先付の翡翠豆腐は、初めて食べる味でした。
造りは、地魚盛り合わせとありましたが、活きの良いシラスは絶品です。
お椀は鯛しんじょう・めかぶとなっています。
味は薄口で京風の感じがしました。
竹の子ご飯の竹の子は千六本に切られていて、白爺は初めて見るものでした。
この日は「大きな団体客が入っているので、早めにカラオケに行きなさい」とアドバイスを頂いたので、早々に夕食を済ませてカラオケスナックに飛び込みました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます