南海本線七道駅と阪堺線綾ノ町・高須神社を結ぶ一帯が
「堺七まちひな飾りめぐり」の地域です。
3月3日に、急に思い立って、この日はさぞ人でいっぱいかと思っていたのですが、
ウィークデイの水曜日。コロナの影響もあってか、人通りは少ないです。
堺と言えば鉄砲。刃物のお店や、昔ながらの町家の風情も。
重要文化財の「山口家住宅」にも美しい雛飾り!
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いつもは阪堺線に乗っていくのですが、この日は南海・七道駅から。
駅前に建っている河口慧海(かわぐちえかい)像を見るためです。
堺が誇る、偉大なる変人(?)河口慧海。
生家跡もこの辺りにあります。
先日、ある人のお勧めで、河口慧海著の「チベット旅行記」を読みました。
120年ほど前の、ある僧侶(慧海)のチベット旅行の話なのですが、
厳戒の鎖国状態のチベットへ密入国するためにヒマラヤを越えていくのです。
標高5000Mの道のない山を越えていくお話し、信じられないことばかり!
仏教の原典を手に入れるための旅、
シナ人と偽って約4年かけてチベットのラサにとうとう到着します・・・。
と、こんな話です。興味のある人はぜひ一読を!
面白い!おすすめです!!
ちなみにこの本は、非常に正確に記述されているので、
チベット研究の一級の資料になっているそうです。