巨大な女の子、なぎさちゃん。
すばらしい髪です。
重いから左手で支えていますよ。
右手には太陽をもって。
そばを歩く人の大きさで、彼女がどんなに大柄かわかるでしょう?
身長6メートルです!
ここは安藤忠雄さん設計の兵庫県立美術館。
この建物ができたのが2002年。その16年後、この青リンゴが設置されました。
当時安藤さんは77歳。まだまだこれからの気概にあふれて
「人生、青リンゴがちょうどよい!」
詩人サミュエル・ウルマンの「青春の詩」からオブジェを着想されたのだそうです。
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”青春とは人生のある期間ではない。心のありようなのだ・・・
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる・・・・・”
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安藤さんは「目指すは甘く実った赤リンゴではない。
未熟で酸っぱくとも明日への希望へ満ち溢れた青りんごの精神」との言葉を寄せています。