法雲寺 札所三十番
秩父札所三十番法雲寺 指定史跡 臨済宗建長寺派の寺院で、開創は一三世紀中頃の鎌倉時代である。 本尊は如意輪観世音菩薩で唐の玄宗皇帝の作と言われる。 皇帝が戦場にあって楊貴妃の冥福を祈り、観音の御心に すがる真情がうかがえて、美しく尊厳に満ちたものである。 堂宇は江戸初期には観音堂、本堂、二王門等を備えていた が嘉永年間(一八四九頃)火災に遭い、観音堂のみを残し悉く焼失した。 昔日の面影を残す観音堂と四季折々の花で彩られる浄土庭園との調和 は見事であり、訪れる人々の心を和らげてくれる。 |
とにかく、庭が、うつくしい。
・・置物のかえるも愛嬌・・ (Wクイックで拡大します)
秩父札所30番寺の境内は広くて綺麗な池があり、まわりにサツキ、アヤメ、ツツジ、フジなどが植えてありま。この池は心の字の形に造ってあり、心字池といいます。ここにかけられた石橋を渡ると浄土があるといいます。巡礼者の方が有難く渡っている姿を見かけます。
・・寺入り口付近
・・裏に竹 林が見えます
・・観音堂
・・千匹猿
とにかく、美しい寺です。絵馬に”楊貴妃”がプリントしてあります。庭の、”つつじ”や”さつき”の咲き乱れる頃は、さぞや!と想像します。
住所:秩父市荒川白久432 電話:0494-54-0108
・・・・・・・・・・この寺とこの地方に、「平将門」伝承があります。調べたら、前章、「道の駅ふたつ」に追加しておきます。