ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

夏の花 夾竹桃

2015-08-09 13:29:08 | 草・木・花 風に吹かれて

夏の花 夾竹桃

夏の花は、総じて開花期間が長いようだ。
 ・・・と、サルスベリとキョウチクトウを見て思っている。
(調べて確かめた訳ではないので、信じるに足る情報ではない)

それにしても、暑い日が続きます。

○さてもさて 蝉が殻する 暑さかな  ・・庄

公園に続く道に空蝉が・・・、
 気がつくと周りには蝉の声が輪唱で聞こえる。
  最初は”蝉の殻散る”夏の風景と思ったが静止画像で面白くない。
   蝉は脱皮して、暑さを愉しみ、「歓喜の歌」を唱いながら飛び回っているのだ。

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3 コメント

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2015-08-12 10:13:47
さてもさてせみがだっするあつさかな と読むの?
殻をなんとよむのだろうか?

なかなか面白い句ですね!
解説がいい!(笑)

しかし俳句をかじっている者がなにか言いそうである(笑)
蝉と暑さは2つとも夏の季語、所謂季重なり。
蝉は暑い夏に出る。蝉に暑さは折込済みである。
さてもさてが効いているが、7,5は当たり前?


解説が庄次郎さんらしくてとてもいい!
自由な創造で楽しんでいる俳句として評価。

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俳句入門書 ()
2015-08-15 13:50:31
目に青葉、、の句を挙げてくるのでは?と思っていましたらやはり(笑) 
季重なりの論議はまたいずれ。

糸井重里の俳句ってどんな句だろう?
今注目は芥川賞の又吉直樹の俳句。
俳句をはじめて2年だそうだが、なかなか鋭い!
芸人と俳句(集英社)という本は俳句入門書として最適。
返信する
RE:蝉の殻 (押田庄次郎)
2015-08-15 16:32:28
○さてもさて せみがからする あつさかな

”から”は、抜け殻の空(から)で、殻で空も欲張った意味が通じると思った。
”殻する”って言葉が、実際にあるかどうかはよく分からないが、そんな意味。

俳句って、時々”はっ”と気がつくと、ある意味で、時代を映す「キャッチコピー」。
普通の人が気がついて感銘する俳句だけが時代を超えて生き残る。
江戸の俳人の山口素堂の「目には青葉山ほととぎす初鰹」は季語が三連発。
季語の重なりに拘る人が、山口素堂より優れているかどうか、もとより自分は知らないし、興味もない。・・・なんちゃって。
(糸井重里の俳句については勘違い、削除)
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