岩殿観音の銀杏落ち葉・・
承前・・岩殿観音 梵鐘、懸崖仏、そして紅葉(前回)
訪れたのは、12/9 ・ 今年の銀杏の色付きは少し遅いようですが、例年のごとく今年も”見事”です・
紅葉と銀杏の、”色のコントラスト” ・・絶妙
前から、黄金色の銀杏が何故?に”銀”の文字が使われるのか、不思議に思っていました
その日は、風もなく ・・ 銀杏の葉の、”降るさま”、が見られなかったのは、少し残念だったのですが、
地面に敷き詰められた、”黄色の敷物”のような落ち葉は、やはり見ごたえがあります
銀杏の葉は、油分と水分の含有が多く、比してかなり重いようです。
その為、少しの風では、風に舞い散ることがなく、銀杏落ち葉は積み重なり、敷き詰められた絨毯状になると言われています。
この状態は、銀杏風景に独特の風情を生み出します。
○その墓へ銀杏落葉の道しるべ 吉屋信子
銀杏の”銀”
銀杏は、旧を辿るとどうも実のことのようです。あの強烈な臭いの果肉の中の種らしきは白ですが、これが”白銀色”だと言われれば、無理矢理そうとも見えるので・、その殻を割れば、薄黄緑の実が出てきます。これを杏に見立てて、”銀杏”となった・・・? なんだか、相当な”無理筋”のようにも思えるのですが・ 他に説は見当たりません。
その”銀杏の木”を”いちょう”と呼ぶようになったのも、かなり安易な”妥協”がありそうですが・
とにかく名前の由来は、不思議がいっぱい。
・*”いちょう”は中国が原産。銀杏の葉が、鴨(水鳥)の水掻き足に似ていることから”鴨脚”が”中国名。”鴨脚”の中国語の発音:拼音: yājiǎo イアチァオ。
巌殿か岩殿か迷っています。山号は巌殿、字名は岩殿、一般的には岩殿観音と表記されるほうが多いようです(Wikiも岩殿)。
うどん屋さんの前の道は通勤バスで長いあいだ通っていた道です.
コメントありがとうございました。