今週も、いくつか本屋さんをまわって営業活動をしました。 「著者みずから、ごくろうさまです。じゃあ、10冊入荷しましょう」と言ってくださるありがたーーーい本屋さんもあれば こちらが名刺をだして、若い店員さんが取り次いでくださっているのに、事務所の中で口紅をつけながら後ろをむいたまま「今忙しいから~」と手でしっしっとされる女性担当者の人もいて、日々つくづく「営業は大変だな・・・」と感じています。 そんな私を見て「どうしてそんなことまでするの?そんなことは出版社の営業の人にまかせておけばいいんじゃないの?」とか「本を出せただけでもいいじゃない」と言ってくれる、友達もいます。 このブログにもそこまで必死にならなくても、でんとかまえていればいい、というような書き込みをしてくださった方もいました。 私もしっしっとされる本屋さんが続いたり、私がロケの合間に数件の本屋さんをまわったところで、全体から見たらどれほどの効果があるのかしら?と気持ちが萎えてしまうことも確かにあります。 でもでも、私は、本を出したからには、やっぱりひとりでも多くの人に読んでもらいたい!そのために今、自分にできることはやっぱりやってみよう、と思うのです。 小さいときいつも本を買っていた、実家の近くの経堂のキリン堂さんの社長さんも「本は水物だよ、売れる本とそうでない本は紙一重、何が違うのか私たちにもわからない、でも本屋さんを回ることは、決して無駄なことじゃない、本屋さんも人間だから、来てくれたのなら、目立つところに置こうかな、って思う人もいるし、そうしたら手に取ってくれるお客さんだって増えるだろうから、やれるだけやってみたほうがいい」と言ってはげましてくれました。 だから、明日からもがんばってみようと思うのです・・・・!
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