林檎農家の同級生から林檎をいただきました。「ふじ」です。
今は5月、林檎畑では花の時季が過ぎて小さな実が着いている状態ですから、これはもちろん去年の林檎です。専用の冷蔵庫で保管されていた物なので、みずみずしさは失われていません。
とはいっても、旬の美味しさを望むのは無理というもの。味はだいぶ劣ります。
わたしは皮をむいて適当にカットしてから、たっぷりのレモン汁をかけて食べます。すると味にメリハリが付いてうまい。
冷蔵庫から出された林檎はどんどん劣化していくので、全部このように処理してビニール袋に入れて家の冷蔵庫に保管します。ま、保管といっても数日で全部食べちゃいますが。
林檎の果実は秋の季語。また冬林檎という季語もあります。
刃を入るる隙なく林檎紅潮す 野澤節子
俎を傷つけて割る冬林檎 今瀬剛一
しかし季節外れに食べる夏の林檎は季語にはならないし、まあ別に俳句に詠まなくてもいいですね。
念のために渉猟してみると、虚子の句がありました。
夏の月皿の林檎の紅を失す 高浜虚子
季語は林檎ではなく「夏の月」ですが、月光を浴びた林檎が描かれています。
これは早生種の「祝」かなあ。このごろは見ませんが昔は「盆りんご」といってお盆のお供え用に8月初めに出荷されていました。収穫時は青い林檎ですが、日光と水を当てて赤くしていたように覚えています。
犬は果物には1ミリも興味をもたず、爆睡。
今は5月、林檎畑では花の時季が過ぎて小さな実が着いている状態ですから、これはもちろん去年の林檎です。専用の冷蔵庫で保管されていた物なので、みずみずしさは失われていません。
とはいっても、旬の美味しさを望むのは無理というもの。味はだいぶ劣ります。
わたしは皮をむいて適当にカットしてから、たっぷりのレモン汁をかけて食べます。すると味にメリハリが付いてうまい。
冷蔵庫から出された林檎はどんどん劣化していくので、全部このように処理してビニール袋に入れて家の冷蔵庫に保管します。ま、保管といっても数日で全部食べちゃいますが。
林檎の果実は秋の季語。また冬林檎という季語もあります。
刃を入るる隙なく林檎紅潮す 野澤節子
俎を傷つけて割る冬林檎 今瀬剛一
しかし季節外れに食べる夏の林檎は季語にはならないし、まあ別に俳句に詠まなくてもいいですね。
念のために渉猟してみると、虚子の句がありました。
夏の月皿の林檎の紅を失す 高浜虚子
季語は林檎ではなく「夏の月」ですが、月光を浴びた林檎が描かれています。
これは早生種の「祝」かなあ。このごろは見ませんが昔は「盆りんご」といってお盆のお供え用に8月初めに出荷されていました。収穫時は青い林檎ですが、日光と水を当てて赤くしていたように覚えています。
犬は果物には1ミリも興味をもたず、爆睡。