千曲川のうた

日本一の長河千曲川。その季節の表情を詩歌とともに。
人生は俳句と釣りさ。あ、それと愛。

桃をいただいた

2019年08月19日 | いただきもの歳時記
Kさんから桃をいただきました。
収穫が始まったばかりの(多分)川中島白桃。


今年の初物です。


袋をかけたままの状態でいただきましたので、剥がしてみます。


白桃というのは、皮ではなく果肉が白いと言うことです。
割と固めの品種でしかも収穫直後ですから、果肉はしっかりしています。
とろとろと柔らかい桃とはまた違うおいしさ。私は種まわりのちょっと酸味のあるところが好きです。
うまい。


オカメインコにフルーツを与えることについては諸説あります。
私は見せただけ。彼も特に興味は示しませんでした。


さて、桃の俳句といえば好きな作品がたくさんあります。

  中年や遠くみのれる夜の桃   西東三鬼
  磧にて白桃むけば水過ぎゆく  森 澄雄
  桃食べて体が匂ふ今朝の秋   殿村莵絲子
  白桃を投げれば鬼が口ぬぐふ  仙田洋子
  翁かの桃の遊びをせむと言ふ  中村苑子

桃はちょっとエロいですね。

じゃがいもをいただいた(2)

2019年08月19日 | いただきもの歳時記
またまたじゃがいもをいただきました。


こんどはMさんから。しかもたくさん。


立派なキタアカリです。

キタアカリはホクホク系の薯ですから煮物に使う時は注意が必要です。とにかく煮崩れやすい。
かき回さないこと、煮すぎないことが大事です。「煮直した二日目のカレーが美味い」という迷信を未だに信じている方は特に気をつけて下さい。じゃがいもの消えた、もっちりルーのカレーになってしまいます。

じゃがいも料理のレシピはメイクイン系か男爵系かを区別するべきだ、と私は全国民に訴えたい。

さてしかし、こんなに大量では食べきれないかなあ。おすそわけ先を考えなくては。



  コロッケに藷のかたまり夜学果つ  辻桃子