人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

絵革のリュックに感激!!

2022-11-26 | Weblog
秋から冬に成る頃の小春日和は,この地方での最も忘れ難い,最も心地の好よい時の一つである。
と・・・島崎藤村が 「千曲川のスケッチ」 で書いている。

ここ酒田の地も例年にも増して暖かい日が続いている。
ありがたいかなって・・・・って
お天気の神様、これからの冬もどうぞお手柔らかに・・・お願いです。

前々回のブログで以前通っていた絵革教室の作品展の様子を綴った。
その時、先生にとってこの作品展は最後もしれない・・・とつぶやいておられた。
そして・・・教室に遊びに来て   とおっしゃっていただいた。

そして先日、当時一緒に通っていた友達、Mさんと一緒に、吹浦の工房を訪ねた。
生徒さんが5人くらい・・・絵革を楽しんでいた。
私も10年くらいは通っていた。
思い出したね・・・いろいろと絵革の工程を、、、
当時の楽しかった雰囲気はそのままです。

途中でコンビニによって弁当を買っていったので、みんなと一緒にお昼を食べた。
以前にご一緒していたメンバーではなかったけれど、
ずっと・・・ずっと一緒にお稽古していたみたいに、話は弾んだ。
これってやはり先生のお人柄、雰囲気がそのままその場に醸し出されるということなんだよネ

そして2階には今まで作られた数々の作品がフロアいっぱいに飾られていた。
マネして作った作品の数々・・・難しそうでトライできなかった作品など
いっぱいに並んでいた。Mちゃんと二人、大いに目を楽しませてもらったのです。
当時の思い出に浸りっぱなし・・・。タイムスリップのひと時です。



そして( ^ω^)・・・サプライズ!!
数多くの作品の中から、一点いただいてきたのですよ!!
リュック
です。肩にかけてショルダーにもできるという、使い易さにも一工夫された一品もの・・・

これ一品作るのに、どれだけの時間と労力が必要だったか・・・
私にはわかりすぎるほど・・・わかるのです
私はどんなにマネしようともできない技なのです。

「ありがとう・・・ございます」

その夜私は、枕元に置いて寝ましたヨ
まるで小学生が買ってもらったランドセルを枕元に置いて・・・寝るように・・・

そして今、もっぱら、図書館通いに使っている。
週刊誌サイズもスッと収まる大きさ
背負い心地もとてもいい!! ルンルンで図書館に通っている日々です。

先輩であるMちゃんの追っかけで、織り、絵革を楽しんだ日々。
いい退職後の人生を過ごせたかな!!・・・って・・・しみじみ感謝しているところです。



紅葉真っ盛り・・・日本っていい国ですネ

2022-11-12 | Weblog
11月にしてはとっても暖か
気温18度くらい!・・・紅葉の真っ盛りです。
今年の紅葉はとてもきれい 
近くにある幸福川の土手をウォーキングです。
幸福川なんて・・・川の名前もまたいいと思っている。
土手は1キロあまり・・・桜並木がつづいている。
遠くには、雪化粧した鳥海山がくっきりと見える。
今年は強い風が吹くこともなく・・・、例年にも増して、紅葉がきれいです。
つくづく思うのです。日本っていい国だなって・・・



海外にもいろいろ出かけたが、四季の移り変わりは日本が一番!!
治安とか・・・安全とか・・・そんなものも一番です。
財布を落とし届けられ戻ってくるのは、日本だけとも聞いたことがある。
いろいろ出かけて、日本の良さを知る・・・です。
日本に生まれて幸せだなって・・・思うのです。
昨今の世界情勢を見て、ますますそう感じることが多い。

それに・・・最近、若い人のマナーの良さに感心させられた!
スーパーでレジに並んだら、後ろの若者がお弁当一つだった。
私のかごは山ほどの食品でいっぱいだった。
私、思わず「お先にどうぞ」って言ったのよね( ^ω^)・・・
そしたら「大丈夫です、そのままどうぞ・・・」って言い返してくれたの。
それで、私はそのままレジを済ませ、カウンターで袋詰めをしていたら、
「先ほどは、ありがとうございました」って・・・また言ってくれたのですよ。
譲らなかったにもかかわらず・・・ですヨ

そして数日後、今度は公園の細い路地を自転車で通る若者がいたので、道路の端により
足を止めたら・・・「ありがとうございます」って頭を下げてお礼を言われたの・・・
若い人のマナーの良さにびっくりです

日本で交通信号は絶対守るよね。閑散としていて通る車がいなくても渡る人はいないものね。
ローマでは、信号を守らないで渡る人が多いことに、とってもビックリした。
それに道路はごみでいっぱいだった・・・
私も続いて渡ろうとして危ない思いをした思い出がある。
いろんな意味で日本はいい国だと思う。成田空港に着くとホットしたもの・・・。

ところで、私の周辺で高齢になるにつれ、いろいろとあちこちに体の不調を聴くことが多くなった。
「80代の壁」という和田秀樹氏の本は読んだけど・・・本当に80代の壁はやはり高いみたい。
80代を前にして、なだらかにではなく、ガタン、ガタンと坂を落ちるみたいという・・・
私もウォーキングの途中、坂道や階段が億劫、しんどく感じるようになった。
先日、誰かの本で、60代70代は歩いてて転ぶが、90代では立っていても転ぶと書いて
あった。
私は「えっ!黙って立っていても転ぶの?・・・そんな?~」と思ったけど、そんなものかもしれない。
その歳にならなければ、わからない、経験しなければわからないと思うようになった。
いずれにしても、日々の努力、積み重ね、継続が大切らしい。

今まで日々に感謝なんて・・・私はあまり感じたりしては来なかったけれど、
これからはきっと思うことが多くなるんでしょうね 


絵革教室作品展で元仲間との交流を楽しむ

2022-10-28 | Weblog
退職した後10年ほど、手織り教室と絵革教室に通っていた。
教室は朝から、午後3時まで、それぞれ月一回通った。
どちらも楽しくてしょうがなかった。
手織りはひたすら織る・・・織る・・・織る・・・
私は平織・・・単純に織るだけの繰り返しが一番好きだった。
「糸」の歌にあるように、縦の糸と横の糸で新たに出来上がる織り地は、
ただ、どんな新しい布地が出来るのか・・・毎回、毎回楽しみでしょうがなかった。

絵革は革に絵をに描いて、それをいろいろに手作りするというもの・・・、
とても手間ひまのかかるものだった・・・。
織りの先生は職人気質の方、おもしろい方だった。
絵革の先生は東京で英語教師の傍ら絵革を習得、定年後故郷に帰られた。
とにかくセンス抜群、私たちはひたすらマネしたが、とてもとても同じにはできなかった。

手は動かしながらも、教室の仲間とのおしゃべりは絶え間なかった。
いや~ 実に楽しかった。でも・・・今は行っていないのですよ。

先日、当地の市美術館市民ギャラリーで先生と仲間たちの作品展があった。



「糸・革・布遊び」
 革、裂織り、着物地に再びの命を!

のコンセプトで・・・です。
久しぶりでの先生との再会。もう80代をとうに迎えたのですが、ますますお元気!!
制作意欲は全く衰えない・・・・むしろ文様はますます細かく、繊細になったようにも感じる。そして穏やかなお人柄はちっとも変っていなかった・・・
とにかく素晴らしい作品の数々に圧倒されたのです。
そして今も続けている元の仲間たちにも会えた。
ズット続けてきた元仲間たちの作品も素晴らしかった。


いやあ・・中断した・・・私との差はどこにあったのだろうと考えてしまいましたよ。
なんとなんと・・・会場には3時間もいてしまったのです。
素晴らしい作品と、もと仲間たちとの変わらない交流を楽しむことが出来た・・・ということなのです。

そして、市文化センターや学区の文化祭など、コロナも下火になったことで続々再開・・・
いろんなところをはしごした。
知人のコーラスも聞いたし、書、絵手紙、手芸品など・・・すごいね!!
みんな楽しんでいるネ・・・・と感心してきた。
いつもの芸術の秋が戻ったかな   と・・・・感じたこの一週間だった。

ところで私のブログは滞り気味
ようやくみんなから元気をいただいて、更新する気になったという訳!!



最近テレビを取り換えた。
近くの電器屋さんに勧められた新発売のテレビです。
確かに画面はきれい! 音質もかなりUPされているお勧め品だという。

この頃Uou Tubeを見ることが多くなった。
リモコンにはYou Tubeもあり、ほんとに簡単、
さらに見たいものを音声入力で検索もできる。
そう・・・スマホで検索するのと同じ感覚です。
今まで文字入力だったのが、マイクでできるというのは、ほんとに簡単、便利です。

いろんなことが日々新しく・・・便利になっている。
老夫婦には中々情報も届かない。
最近の世の中、ついて行けないことがいっぱい
それに・・・我が息子たちは・・・ちっとも教えてはくれない

近くの電器屋さん、何があっても電話するとすぐ来てくれるありがたい存在です。
倹約も大事だけど・・・元気なうちに楽しまなくっちゃ・・・
いろんな便利さ、快適さ・・・を見ないで、あの世には行けないと。
昨晩は美空ひばりをじっくりと聞いた。
確かに今までのテレビよりは画面がきれい。
美空ひばりの歌声を聴いて、音質がいいとも思った。
なつかしい( ^ω^)・・・やはり私は昭和の人だと実感です 

今は、林部智史の歌を聴きながら、ブログを綴っている。
この方、当地 山形の出身なんですネ。当地出身だと知って
ますますフアンになった 
バックグランドミュージックとして聞いてても、ちっともうるさくない声なんだよネ


鳥海山初冠雪&ランチで思い出話

2022-10-07 | Weblog


昨日、鳥海山が平年より3日、昨年より2週間も早く初冠雪となった。

上半分が赤く染まり、夕日に映えて素晴らしい景色だった。
気温は3日前には、30度近く・・・エアコンで冷房、そして昨日
うって変わって16度、エアコンを暖房に切り替えた。
しかし何という気温差? とても・・・とても体がついて行けない 
これからここ東北の地は寒さが増すばかりだネ

コロナもようやくにして減少傾向・・・
以前の仕事仲間、4人での会食・・・半年ぶりくらいかな!
50年近くも共に働いてきた仲間です。何もかもすべてわかっている!!
何も遠慮することもなく、地丸出しで話ができるのは、ありがたい・・・うれしいことです!!
最初、気の合った歳の近い6人から続いて40年あまり・・・
それが一人が先立ち、また一人が施設に入った 
最初に亡くなったTさん、自分の病状、心境を他人事のように話してくれた。
この元同僚とのランチ会には亡くなる2か月まで参加してくれた。
いろんな思いでのものも自宅まで・・・届けてもくれた。
私には革ジャンだった。私が絵革に凝っていた頃なので、「着てくれてもいいし、
絵革に使ってもいいわよ」今も・・・時々彼女の話になる。
なんで彼女は「あんなに強かったのだろう・・」と
「とてもマネはできない( ^ω^)・・・」
もう10年もなったね・・・とみんなで振り返る。
もう一人は施設に入居して5年余り・・・ご主人もなくなっているので誰も近況はわからない。

また、大先輩の方の思い出話も尽きない。その大先輩の訃報も時々耳にするようになった。
男性にも負けない、元気印の先輩たちにも、90歳の坂を超えるのはなかなか難しいものなのですね。
女性の働く時代の少なかったあの時代に・・・
定年まで、がんばって働くことを身をもって実践し、
見本を見せてくれた先輩にはただ、ただ感謝です。

今は・・・ありがとうです。私たちが働き続けられたのも・・・
先輩の頑張りがあったからですよと・・・
と・・・そんな先輩たちの思い出話も尽きないのです。

そして、健康のこと、病気のこと、終活のこと・・・
歳だもんね!こんな話題でも・・・仕方がないかぁ!
結論は・・・元気なうちはランチの間隔は短くと・・・・。

相変わらず、図書館通いは続いている。
さすがに涼しくなったので、夕食後のウォーキング、図書館通いはしなくなった。
図書館には、週刊誌、月刊誌も多く置いてある。
そこで2、3冊よんでくることもある。
今はコロナ対策として、席も間隔が開けられていて、隣の人を気にする必要もなく、
窓辺に座ったり、真ん中に座ったり・・・快適・・・至福のひとときです。
家と違い・・・途中で声がかからないというのが、いいのですよ  
また週刊誌などは最近号でなければ、借りられるのですネ、、、今まで知らなかった。
ありがたや・・・ありがたや( ^ω^)・・・と思っている。

今、 乃南アサ著 「家裁調査官 庵原かのん」を読んでいる。
率直に言って・・おもしろい、いろいろと知らない世界です。
司法機関についても、詳しく綴られているから、勉強にもなります。
少しは利口になれたかな?!って思っている。


イギリス国葬&おひとり様の老後・・・

2022-09-25 | Weblog


庭先のシュウメイギクが今は盛りといっぱいの花を咲かせている。
ほんとうに長かった今年の夏・・・・
シュウメイギクを眺めながら、本番の秋がやってきたよ( ^ω^)・・・と。

前回、ブログを書いたのが、大相撲の初日、
そして今日は千秋楽・・・
今また相撲を見ながら、あ~~二週間が立ってしまったと・・・
時間はたっぷりあるはずなのに、
何ごとも明日、明日と一日延ばしの怠け者の癖は相変わらずです。

この二週間の最大の関心事はエリザベス女王のご逝去だった。
すごかったですネ!!さすがですネ! 大英帝国
エリザベス女王・・・美しくて、チャーミングで、気品があって、威厳もあり・・
ずっとテレビを見っぱなしでした。

私は以前イギリスを旅行したことがある。
平成23年6月に「とびっきり!! 夏のイギリス周遊8日間」に参加した。
6月と言ったら、夏至の頃、イギリスは夜9時半ころまで明るかったので、
夜遅くまで、ほっつき歩いた記憶がある

今回の舞台、バッキンガム宮殿、ウェストミンスター宮殿、ロンドン橋など・・・
葬儀の中継でいろいろみることが出来・・・思い出にも浸ることもできたという訳です。

実はこのツアーの時、ハプニングがあったのを思い出した。
エディンバラへの乗り継ぎ便が悪天候のため、欠航となり
ロンドンのヒースロー空港のフロアで一夜を明かすことになったのです。
添乗員さんがいろいろとホテルをあたってくれたのですが、
当日はテニスのウインブルドンの大会があり、ホテルはどこもいっぱいだった・・・
という訳で空港のフロアで寝たという訳・・・
寝れるはずもない・・・ほとんど眠れなかったのです。


             
テレビ三昧の合間・・・読んでいた本が
上野千鶴子 署「最後まで在宅おひとりさまで機嫌よく」です。
ところで我が夫婦、80歳前後
どちらが先に逝くかはわからないけれど・・・
どちらかがおひとりさまとなるわけですよね

出来たら、この題名の通り、
最後まで在宅おひとりさまで 機嫌よくと思っているわけですよ
でも本心は、そんなことにはならないのではと・・・感じてもいる。
この本は上野氏がこの10年の間に対談した10人の女性との対談が載っているのです。
橋田壽賀子さん、澤地久枝さん、稲垣えみ子さん、桐島洋子さん、荻原博子さん
香山リカさん、若竹千佐子さん・・・・・

いろんな方の「人生100年時代 先輩方の覚悟」を知ることが出来たということ・・・
一番納得したフレーズは

「親ですもの、子どもに迷惑かけたっていいじゃない?」
「最後まで,ご機嫌な独居老人でいよう」
「決して手放してはいけない 「家」と「友」と「1000万円」」
    ・・・
    ・・・
・・・・・
対談の後に上野さんのコメント、解説がついているので、わかりやすかった。
女性の著名人のいろんな考え方に触れることが出来た。

先のことはどうなるかはわからないけれど・・・心づもりも大事だよネ
まあ・・・いろんな方の気持ちを知ることが出来た・・・