人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

都内美術館めぐり

2008-05-24 | 旅行
福島から、東京まで1時間あまり・・・
福島まで来たからには、ちょいと足を伸ばして、気になっている美術館を見に行こうと、
またまた姉のうちにごやっかいになりました。

          

翌日、姉の勧めで今バラがきれいだという駒込にある「旧古河庭園」に行きました。
この洋館、英国人建築家により、大正6年に建てられ、明治の元勲陸奥宗光の別邸だったということです。
洋風庭園と日本庭園あり、洋風庭園はちょうどバラが咲きそろい、おしゃれな洋館とバラの花が見事に調和して、とてもステキな風景でした。
ちょっとスケッチでもしたくなる光景でしたヨ。

          

そして、新国立美術館で開催されている「モディリアーニ展」に足を運びました。
長い首の肖像画で知られるモディリアーニですが、彼の絵がずっと昔から好きだったのです。
30年以上前に一度都内のデパートで見て以来ですので、しばらくぶりのことです。

今回の展示は「モディリアーニの絵はなぜ首が長いのか、目に瞳がないのか」という疑問を解き明かしてくれました。
アフリカ、オセアニアの原始美術に興味をもったことが原点のようです。
新聞にこんな解説が載っていました。

「一見平易に見える肖像画に、深い人間探求が隠されています。その仮面のような二重性が天才たるゆえんです」と・・・

その通りだと思いました。簡略化された顔なのに、その内面が見事に表現されていて、圧倒されました。
ますますモディアーニの絵の魅力にひきつけられることとなりました。

          

その後、「東京都庭園美術館」に行き元皇族「朝香宮邸」をじっくりと見学し、
旧宮家の雅な生活の一端を覘いてまいりました。

          

そして翌日東京博物館で平城遷都1300年を記念して開催されている、「国宝 薬師寺展」も見に行きました。
奈良の薬師寺には高校の修学旅行、さらに20年ほど前に一度訪れていますが、その記憶も遠いものとなっています。
仏像などの知識はとんとないのですが、せっかく東京に来ている
「日光菩薩」「月光菩薩」をみようと思ったのです。

3メートル50センチもあるというとても大きな菩薩像で・・・、自然と手を合わせたくなるような、慈悲に満ちたお顔でした。

ふだん、見ることのできない菩薩像の背中の衣のひだなどもしっかりと見てきましたヨ
時代背景なども詳しく解説されており、飛鳥時代に思いを馳せてきました。

二日間にわたり、モディリアーニと日光、月光菩薩、まったく関連性もない二つの美術展へ足早に・・・

今回の4日間の旅、イギリスに・・・フランスに・・・そして奈良・・・
いろいろと異なった空間を楽しんだ旅になりました。

英国留学???

2008-05-16 | 旅行
2年前より、市の文化センターで英会話教室のサークルに通っています。
それで・・・ちょいとイギリスへ留学してきました
「えっー うっそぅ~  」 いえいえ、実は日本のなかのイギリスでした。
南福島の山深く、海抜1000メートルのところに「日本の中の英国」があるというのです。
英国人、英連邦の講師陣スタッフがいて、館内はすべて英語だという。
1年前より英会話の仲間たちと「行きたいネ」・・・と話し合っていました。

そしてようやく5月10日、11日の土日の二日間、仲間6人でブリティッシュヒルズに行ってきました。
現地到着は11時すぎ・・・マナーハウスが霧の中に現れました。
生憎と天気は雨、周辺は霧がかかっており、「霧のロンドンみたい!」などと負け惜しみをいったりしましたネ

             画像をクリックしてネ(7枚)
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まずはチェックインです。
受付はもちろん英語です。仲間の中に、英語がわりと得意な方がおりましたので、もう・・・・お任せです。
館内はさすがイギリスの貴族の館を模して作ったというだけに、とても立派なものです。
ブリティッシュヒルズは12世紀ごろに作られた古い城を19世紀ヴィクトリア時代に
手を入れてマナーハウスの様式に再生させたという想定でつくられているとのことでした。
キングスルーム、クィーンズルーム、ライブラリーなどもあり、まさしくイギリスに来たような雰囲気!豪華です

宿泊棟やパブ、ティールームなどが自然豊かな環境の中に点在しています。
良く手入れのされたイングリッシュガーデンには、かわいい花がいっぱ~い・・・
周辺散策も又楽しいひとときでした。

この施設は神田外語大学など運営している佐野学園の代々の理事長が設備を拡張してきたようです。
当日も大勢の大学生が学習をしておりました。
こんなところで学ぶことができるなんて・・・なんて贅沢!恵まれすぎですよネ

また、結婚式もあり、ウェディングドレスの新婦さんの幸せそうな姿もみられました。
この施設、普通のホテルとして利用することもでき、ご希望ならば日本語での対応もOKのようです。

さてレッスンの方ですが、私たちの英会話は初級レベルですので、「レベル1」で申し込みしておりました。
さっそく11時から、レッスンが始まりました。

ちなみに2日間のコース内容をご紹介しますと・・・
        1日目
          チェックイン・オリエンテーション
          マナーハウスツアー
          ランチ
          発音スキルアップ
          世界の食べ物を題材にしたレッスン
          ディナー
          フリータイム

        2日目
          ブレックファースト
          トラベルイングリッシュ
          カンバジェーション ランチ

        

1日目の最初のオリエンテーション、私にはさっぱり聞きとれませんでしたネ
ここで私は英語を聴き取る力がないことを思い知らされました。
レッスンは最初は緊張・・・でもまあそれなりに受けてきました。
まあ「英語ごっこ」みたいなものですからネ
ランチタイムではスタッフの方が気軽に会話に応じてくれ、ブロークン英語を使っての会話も弾みました。
だんだんと度胸だけはついてくるものでしたネ
1泊で4食付 お料理はいずれもがとてもおいしいものでした。
特にディナーはフルコース・・・もうお腹がパンパン! 苦しくて困りました

2日目の最後のコース「カンバジェーション ランチ」がとても楽しかったですネ
講師の方と一緒に会話を楽しみながら、1時間半をかけてランチをとるというものでした。
カナダから来たというハンサム青年・・・、話を引き出すのがとてもお上手でした。

最後に館内にあるショツプへ・・・もちろんイギリスのおみやげ物がたくさんあり、買い物も楽しめました。
すっかり、ほんものののイギリスへ行きたくなってしまいました。

そして・・・英語が上達したかって  そんなわけがありません
でも・・・まあ、面白い体験ができたかなーって・・・・

ツアーで添乗員付きの海外旅行をしたときより、ずっと英語漬けの二日間でした。

午後2時でブリティッシュヒルズを出発、
私ともう1人の仲間はせっかく福島まで来たのだから、東京を経由して帰ることにしようと、
東北新幹線上りに乗車しました。

その後2日間ほど、姉と一緒に都内をブラブラしてきました。



裂き織りのランチョンマット

2008-05-07 | 手織り
連休も終わり、いつもの生活に戻りました。


連休中は秋田の男鹿半島まで出かけましたが、人・人・人・・・・
駐車場に入るのに1時間、水族館の入場券を買うのに30分、レストランにはいるのに30分・・・・
連休中に遠くに出かけたのは、久しぶりのことでしたが、じっくりと「待つ」体験をしてきました。
連休中はどこに行っても混雑は覚悟ですよね
まあー・・・たまには混雑もいいものです。
ひさしぶりで息子家族との旅行を楽しんできました。



そして、いつものひとときがもどり、久しぶりで手織機にむかいました。
姉から送られてきた若草色の着物地を裂いて、ランチョンマットを・・・・。
はさみ織りで四角い模様をつけてみたら、
なかなかいい感じに仕上がったかなーと1人でご満悦です。



そしてもう一点
木綿糸で織ったマフラー、どうも色合いがいまいちだったので、
テイッシュカバーに作り変えてみました。

一枚のマフラーから、二枚のテイッシュカバーに変身です。
これからの夏のシーズンにはパッチワークのカバーよりは、見た目も涼しいのでは・・・
またまた自己満足の世界で~す