横浜の印刷会社シュービの村田です。
FMラジオから流れる曲がステキだなと思って聞いていたら曲名が「RGB」だと言っていたので、ググると「yoasobi」というアーチストが歌っている日本の曲だと知りました。さらに、日本語の「三原色」ってヴァージョンも有ると知り、なんかとっても縁を感じてしまいました。
父が印刷屋を始める前は写真の現像所をしていたのですが、0円プリントが出てきて、時代の流れに勝てないと感じたらしく、知り合いにM&A(当時は居ぬきと言ってました)で社員と機械と<借金>を引き取って貰いました。
暫くは流石の父もタクシーの運転手をしながら、大人しくしていたのですが、ある日突然 <リョービの印刷機> を買ってきて「印刷屋を始める」と言い出したのです。母の呆れた顔と怒鳴り声が忘れられません。
その後、リョービの写植機を買って来た時の母は「・・・・・」でした。
写真屋時代はRGB
なぜ印刷屋?と思ったのですが、「写真はRGBで印刷はそのRGBをCMYKに変えるから共通点が有る」との事でした。開業時はモノクロの印刷設備しかなく、当時カラー印刷を行うには億単位の資金が必要だったので、共通点なのか?と理解できずにいました。
また、丸専手形と言う<約束手形>を見せられそちらの方が気になりRGBもCMYKも頭に入って来ませんでした。
印刷屋はCMYK
C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)で黒になると良いのですが、インキの問題と黒は可読性が求められる部分なので3色が少しでもズレると非常に読みづらいので、K(ブラック)を補色します。
写真と印刷は切っても切れない縁が有ると、今では強く感じています。
因みに、父は写真屋時代に手形と街金で苦しんだようで、「手形と街金」は絶対に手を出すな!と私に身を持って教えてくれるステキな師匠でした。合掌。