横浜の印刷会社シュービの村田です。
リサイクル対応型印刷資材をご紹介します。無線綴じに使う製本糊は紙をリサイクル際に障害になっていました。紙は溶かして再生するのですが、その際に糊も一緒に原料に入ってしまい再生が上手く出来ませんでした。そこで、溶かす前に糊部分だけを分けるという作業が発生していました。
今、使っている糊は「難細裂化ホットメルト接着剤」と言う、脱墨時に使用されるパルパーというミキサーの中で、糊が細かくならずに除去できるという糊のことです。(見た訳では無いのですが・・)
クロレッツでは有りません。無線綴じ製本に使う糊の粒です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fc/668acfbf24585a21676727ba1a389166.png)
糊は20キロ単位で買っているので、米びつみたいな容器にいれています。お玉が丁度良いのでこれで補充しています。
当社クラスではこのサイズで半年はなくなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b8/c7b455b26b784407ddbe6ea80ab2e94e.jpg)
ここ(お釜)に入れて溶かして使います。糊が古くなると黄色くなってしまい背糊が汚く見えるので早く使いたいです。180度くらいになっています。
糊の量も一定にしていると調子が良いです。なんでも安定させることが良いと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ae/d628cf8416d9e8e50695cb0a9a870ec7.png)
メーカー名 太陽精機株式会社
資 材 名 EVA系 難細裂化ホットメルト
残念ながら、エヴァンゲリオンとは関係ないです。
エチレンビニールアセテート
(Ethylene Vinyl acetate )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f4/8477d3d620a7d8e490cab8ff9fd80bd6.jpg)
無線綴じ機 BQ-270V
数十秒のセットアップで、驚きの高品質製本を実現。 自動の本身厚さ入力装置を標準装備し、より早いセット替えを可能にします。
※株式会社ホリゾンHPより
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