最近読んだ本「人生生涯小僧のこころ」本書は僧侶である塩沼亮潤氏の自伝です。
その内容は、片道二十四キロ、高低差千三百メートル以上の山道を十六時間かけて一日
で往復。九年の歳月をかけて四万八千キロを歩くといった「千日回峰行」という荒行の
体験記。
「そういう苦行を経験したから、悟れるのではない。大事なのは、行から得たものを生
活の中でよく実践することである。逆に言えば、それぞれに与えられた場でそれぞれに
与えられた役目を果たしていく中でも、多くのことを感じ、悟ることができる。だから、
私たちの人生はすべて修行なのである。」と、塩沼氏は語る。
勝手に思うままに52 「謙虚」「素直」
行を通して学んだことは、「よく反省すること」「よく感謝をすること」「思いやりを
持つこと」の3つです。
人間は、自分が与えられた環境や人間関係において、普段は自分が悪いと反省すること
なく生きていることがほとんどです。しかし、そういうことに心を傾けた時に人間は成
長します。与えられた環境に感謝をし、生かされているということに感謝をする。
人に対する思いやり、人の身になって考えるということをできるようになって、初めて
成長が始まるのではないでしょうか。
こういうことは先人たちが言葉として残していますし、親が教えてくれたりするもので
はありますが、それを頭で理解するのではなく、体得するのは困難です。それが、私の
場合、行を行い、学んだのです。 インタビューの中での塩沼氏の言葉です
そして、歩くときに普通は「1、2.1、2」とかいって歩きますよね~。
塩沼さんは「謙虚.素直」「謙虚.素直」といった掛け声を心で唱えて自分に言い聞か
せて毎日歩いたそうです。
こんなりっぱな阿闍梨さまでも自分自身に言い聞かせなければ実行しにくいものなのだ
と痛感しました。
拝
その内容は、片道二十四キロ、高低差千三百メートル以上の山道を十六時間かけて一日
で往復。九年の歳月をかけて四万八千キロを歩くといった「千日回峰行」という荒行の
体験記。
「そういう苦行を経験したから、悟れるのではない。大事なのは、行から得たものを生
活の中でよく実践することである。逆に言えば、それぞれに与えられた場でそれぞれに
与えられた役目を果たしていく中でも、多くのことを感じ、悟ることができる。だから、
私たちの人生はすべて修行なのである。」と、塩沼氏は語る。
勝手に思うままに52 「謙虚」「素直」
行を通して学んだことは、「よく反省すること」「よく感謝をすること」「思いやりを
持つこと」の3つです。
人間は、自分が与えられた環境や人間関係において、普段は自分が悪いと反省すること
なく生きていることがほとんどです。しかし、そういうことに心を傾けた時に人間は成
長します。与えられた環境に感謝をし、生かされているということに感謝をする。
人に対する思いやり、人の身になって考えるということをできるようになって、初めて
成長が始まるのではないでしょうか。
こういうことは先人たちが言葉として残していますし、親が教えてくれたりするもので
はありますが、それを頭で理解するのではなく、体得するのは困難です。それが、私の
場合、行を行い、学んだのです。 インタビューの中での塩沼氏の言葉です
そして、歩くときに普通は「1、2.1、2」とかいって歩きますよね~。
塩沼さんは「謙虚.素直」「謙虚.素直」といった掛け声を心で唱えて自分に言い聞か
せて毎日歩いたそうです。
こんなりっぱな阿闍梨さまでも自分自身に言い聞かせなければ実行しにくいものなのだ
と痛感しました。
拝
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます